「がん治療に“別解”を」、標準治療が正解とは限らないときに 最新のがん免疫療法に関するトピックスをご紹介します。

トピックス

「がん治療に“別解”を」、標準治療が正解とは限らないときに

その他の話題 抗がん剤以外の治療法 症例のご紹介 

「正解より別解」 という言葉があります。

もうご存知の方も多いでしょうが、広告会社・博報堂の有名になったキャッチコピーです。

昨日(2020年7月14日)、当社では、とある亡くなられた患者様のご家族から非常な感謝の電話をいただきました。
. がん治療を目指している会社ですから、がんであったとしても、治った方や、がんを背負っていても、今、生き延びられている患者様から、深く感謝されたことは、多数経験しています。

. しかし、当社の「自家がんワクチン」の効果が及ばず、結果として
***
亡くなられた患者様のご家族から、深く感謝されるの
は珍しく、3400例を越えた自家がんワクチンの治療実
績があっても、筆者の記憶では、

今回が2例目にすぎません。
***

従来から手術・放射線・抗がん剤ががんの三大治療法として確立されており、そのベストの組み合わせが
.               「標準治療」
として臨床開発されてきた歴史があります。そこに近年になって、免疫チェックポイント阻害剤が登場してから、第四の治療法として、がん免疫療法が組み込まれ始めています。

しかし、本邦では、未だにがんの標準治療とされている治療法には、手術を除けば、
.      重い副作用がないと言える方法は、実は珍しいほど少ない
のが現状です。免疫チェックポイント阻害剤でも、救いがたい重篤な副作用を発生させることがあるのです。

医学会では、エビデンスに基づく治療法(evidence-based medicine, EBMと略されます)が長らく標榜されてきた結果、がん治療では命がかかっているだけに、副作用などはものともせずに確立された標準治療こそが「正解」とされています。
. それ以外の治療法は、EBMではない、いわば「誤解」だと疑われ、
.       「怪しげなる治療法」という分類
. に放り込まれることがあります。

この一つの典型例としては、国家承認されている抗がん剤の用量を非常に少なくした“低用量化学療法”について、日本癌治療学会に付随したシンポジウムで講演を予定していた先生が、EBMではないという学会内の反対論にあって、シンポジストから降ろされたという事件がありました。

しかし、この先生は、先生独自の“低用量化学療法”を受けられたがん患者様のほとんどの方から深謝されています。
. なぜかと言えば、抗がん剤の重い副作用で苦しむことが全くないからです。

. 同じように、当社の「自家がんワクチン」にも重い副作用は、ありません。

上述の亡くなられた患者様のがんでは、確立された標準治療が世界的に普及していますが、そこで使用される抗がん剤は、非常に強い吐き気を起こす副作用と、リンパ球欠乏症を起こす危険な副作用があります。

吐き気防止用の制吐剤を同時併用しても、なお続く吐き気のために食欲を失い、体力が減少、リンパ球減少を起こして免疫力を失うことが頻繁に起こります。しかも、その標準治療だけでは、5年生存率が10%程度(90%が死亡する)という厳しいがんです。

死亡した場合は、抗がん剤の毒性による死の可能性も高いのですが、このとき、もともとのがんが悪性であるために、死因が「がん」か「がんによるものではない」のか、区別がつかないことがよくあり、たいていは「がん死」とされてしまいます。

これに対して、重い副作用がなく、吐き気など全く起こさない当社の「自家がんワクチン」では、たとえ運悪く、結果的に効果が無かったとしても、
. 患者様は最後の最後まで、見かけ上は元気で闊達に暮らしていけます

今回、非常に感謝された上記の患者様の場合も、術後でがんが再発し増悪する前の期間(無増悪期間)が10ヶ月でした。標準治療だけの場合は、無増悪期間中央値で6.9ヶ月という短さですから(このがんの強い悪性度を表しています)、
.  「自家がんワクチンが貢献した可能性はあるかもしれません」
との主治医診断でした。

この患者様もご家族も、既に標準治療による余命の短さをご存知だったのでしょう、術後の治療法として自家がんワクチン療法を選ばれ、終末期に至って緩和ケア病棟に移られてからわずか4日後に亡くなられています。

ところが、この経過を予期していたご家族にとっては、患者様が苦しむことが全くなく、ぎりぎりまで良い生活が出来たことから、
. 「家族としてやれることはやり切ることができ
.  ました。良い治療法を紹介していただき有難
.  かったです。ご報告のために電話しました。」
とのことでした。

まさに、死してなおご満足いただけるという、

.    「正解」ならぬ“別解”

の事例です。

読者の皆様には、がん治療の世界にも、「正解より別解」があることを認識していただければ、たいへん有難く存じます。

. もちろん当社としては、“別解”だけで皆様にご満足いただくつもりはありません。

自家がんワクチンは、既に肝がんでは術後再発予防効果があることが、エビデンスレベル1bに相当するランダム化臨床試験で、科学的に証明されています(Ref. 1)。

他にも、がん治療の専門医でさえ驚愕した治療成功例が、
.  → こちらに公開されています。

それらだけではなく、いつか確実に、種々のがん種で、自家がんワクチンが「正解」の仲間入りができるよう、さらなる努力を続けて参ります。

Reference

1.(こちらをご覧ください ↓ 学術論文が公開されています)
https://clincancerres.aacrjournals.org/content/10/5/1574

 

【ご案内】
**********△▲***▽▼********************△▲***▽▼***********

自家がんワクチン療法は、しっかりした学術論文群に支えられている科学的根拠のあるがん免疫療法です。

学術論文群は、→ こちらにあります。

このメールニュースは、1700人以上の方々に発信しております。
さらに読者を募集しています!!

◎ 新たに配信をご希望の方、
○ メールアドレスを変更した方、
● 今後は配信停止をご希望の方、

こちらからどうぞ。
→ https://cell-medicine.com/registration/

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
抗がん剤が効きにくい“スローな癌”こそワクチンで
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

大病院の先生方へ:

混合診療禁止」政策により、保険診療機関である大病院では「自家がんワクチン療法」が実施できなくても、先生ご自身の患者様に対して、お近くの連携クリニックにてごく簡単に、自由診療にて実施できます。

既に、大学教授で、この連携方式により、ご担当の患者様の自家がんワクチン療法受診を実現されている先生方も何人もおられます。具体的な方法は弊社まで直接お問い合わせください。

新たに「自家がんワクチン療法」を自院でも連携方式で開始したい病院の先生方は、どうか遠慮なく弊社にご連絡下さい。直接説明に伺います。

大病院から小型診療所まで、どこでも簡単に実施可能です。しかも初期投資も不要です。

肝がんでは、すでにランダム化比較対照臨床試験で有効性が証明されているエビデンスレベルの高いがん免疫療法です。

★“自家がんワクチン療法”は「厚労省への届け出は不要です」★

自家がんワクチンは生きている細胞を含まないため培養不要です。また、組織を再生させるものではなく再生医療等安全性確保法でいう「再生医療製品」に該当しないためです。

**********△▲***▽▼********************△▲***▽▼***********

患者様向けには、「自家がんワクチン療法」のホームページをご案内下さい。わかりやすくやさしく記載してあります。
こちらです。⇒ https://cell-medicine.com/

弊社は、理化学研究所発ベンチャー企業 & 筑波大学発ベンチャー企業 です。

セルメディシン株式会社
〒305-0047 つくば市千現2-1-6-C-B-1
TEL:029-828-5591、FAX:029-828-5592
E-mail: tkb-lab@cell-medicine.com

**********△▲***▽▼********************△▲***▽▼***********

注:弊社は病院やクリニックではなくバイオ企業であるため、症例報告や論文内容のWeb掲載は許容されています。
監督官庁の確認を得ており、医療広告ガイドライン違反ではありません。

ご相談は無料です。
お気軽にお問い合わせください。