肝臓がんの症例報告論文は国際的な学術誌からも注目されています 最新のがん免疫療法に関するトピックスをご紹介します。

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肝臓がんの症例報告論文は国際的な学術誌からも注目されています

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先週金曜日(2021.05.14)に、“Life”という学術誌から、特集号を出すから新しい論文を投稿してほしい、という招待メールが弊社に届きました。

Life誌は、無料で誰でも読めるオンライン発行のフリーアクセスジャーナルながら、インパクトファクター(*)が2.991もあり、生物化学・医学系の学術誌として高い評価を得ている国際誌です。

. (*)学術誌の相対的な影響力の大きさを測る指標の一つ。その学術誌に
.    掲載された論文が一年あたりに引用される回数の平均値を表してい
.    ます。

ちなみに、医学関係のフリーアクセスジャーナルは世界中に多数ありますが、インパクトファクターがゼロかゼロに近いというものがほとんどです。

予定されているLife誌の特集号の内容は、
. “肝臓がんの治療のための経動脈化学塞栓療法”
(Transarterial Chemoembolization for the Treatment of Hepatocellular Carcinoma)
とのことです。

この治療法は、肝臓がんを養っている動脈に、抗がん剤を含む詰め物をカテーテルで送り込み、動脈を遮断して肝臓がん細胞を殺そうという“TACE”という方法です。

TACEは世界中で広く採用されています。しかし、体内の免疫反応を刺激してがん細胞を殺そうという弊社の自家がんワクチン療法とは作用機序が全く異なります。

やむを得ず、論文投稿の招待は断らざるを得ませんでした。

ただ、このメールで注目されたのは、
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We think you could make an excellent contribution based on your expertise and your following paper:

Autologous formalin-fixed tumor vaccine suppressed re-recurrence of HCV-related hepatocellular carcinoma following 29 unsuccessful treatments with extensive conventional therapy: a case report. WORLD JOURNAL OF SURGICAL ONCOLOGY 2012, 10, 144.

和訳:
. 我々は、貴方の専門性と以下の論文から、素晴らしい貢献ができるだろうと考えています。

(論文タイトルの和訳)
「自家がんワクチンは、29回もの広範な通常治療が不成功だったHCVウイルス感染性肝臓がんの再々発を抑止した」
. WORLD JOURNAL OF SURGICAL ONCOLOGY 2012, 10, 144.
****************************
と書いてあった点です。

上記の論文は、実は筆者らの論文で、弊社のホームページのうち、肝臓がんのページ( → こちらです。 )に掲載してある

.   〔症例0757〕 (乾がん免疫クリニック)

の方の症例報告です。

小さな症例報告論文とはいえ、Life誌から新しい論文投稿の招待があったということは、この論文が世界の肝臓がん専門医に与えたインパクトがかなり大きく、Life誌でも自家がんワクチンの明瞭な効果に注目していたことを現しています。

昨年3月23日に発信した
.   セルメディシンニュースNo.391
で、専門医も驚いた自家がんワクチンの効果について報告した、
意外に多く世界で読まれている症例報告論文
があるとのご案内をしました(Ref.1)。

病理医が、『病理の立場からは,これは治らないがんですね・・』と明言していた腎盂がんに、自家がんワクチンが劇的に効いて治ってしまった症例の話題です。

今回のLife誌からの招待は、肝臓がんについてでしたが、このがん種でも、未承認医薬品とはいえ、自家がんワクチンの実力が十分あることを示しているのです。

Ref. 1

セルメディシンニュースNo.391-「意外に多く世界で読まれている症例報告論文」の内容は、以下のホームページに掲載されています。
→ こちらです。

【ご案内】
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自家がんワクチン療法は、しっかりした学術論文群に支えられている科学的根拠のあるがん免疫療法です。

学術論文群は、→ こちらにあります。

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→ https://cell-medicine.com/registration/

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抗がん剤が効きにくい“スローな癌”こそワクチンで
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大病院の先生方へ:

「混合診療禁止」政策により、保険診療機関である大病院では「自家がんワクチン療法」が実施できなくても、先生ご自身の患者様に対して、お近くの連携クリニックにてごく簡単に、自由診療にて実施できます。

既に、大学教授で、この連携方式により、ご担当の患者様の自家がんワクチン療法受診を実現されている先生方も何人もおられます。具体的な方法は弊社まで直接お問い合わせください。

新たに「自家がんワクチン療法」を自院でも連携方式で開始したい病院の先生方は、どうか遠慮なく弊社にご連絡下さい。Web会議にて直接説明申し上げます。

大病院から小型診療所まで、どこでも簡単に実施可能です。しかも初期投資も不要です。

肝がんでは、すでにランダム化比較対照臨床試験で有効性が証明されているエビデンスレベルの高いがん免疫療法です。

★“自家がんワクチン療法”は「厚労省への届け出は不要です」★

自家がんワクチンは生きている細胞を含まないため培養不要で、 再生医療等安全性確保法でいう「細胞加工物」(人又は動物の細胞に培養その他の加工を施したもの)に該当しないためです。

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患者様向けには、「自家がんワクチン療法」のホームページをご案内下さい。わかりやすくやさしく記載してあります。
こちらです。⇒ https://cell-medicine.com/

弊社は、理化学研究所発ベンチャー企業 & 筑波大学発ベンチャー企業 です。

セルメディシン株式会社
〒305-0047 つくば市千現2-1-6-C-B-1
TEL:029-828-5591、FAX:029-828-5592
E-mail: tkb-lab@cell-medicine.com

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注:弊社は病院やクリニックではなくバイオ企業であるため、症例報告や論文内容のWeb掲載は許容されています。
監督官庁の確認を得ており、医療広告ガイドライン違反ではありません。

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