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「死者が生還した!」と言われるほどの胃がん症例

がん種別の対処法

腫瘍マーカーAFPを産生する胃がんは、胃がんの中でも稀な方で、静脈侵襲が強く、高頻度で肝転移をきたし、治癒手術後の再発例も多く見られ予後不良である、とされています(Ref.1)。

 ところが、自家がんワクチン療法によって、驚くほどの効果があった症例が発見されました。以下をご覧ください。

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〔症例1046〕 (東海クリニック)

 1年間抗がん剤治療施行後、2009.11.24自家がんワクチン納品。抗がん剤使用時はAFP=40~50前後のまま低下せず、体重が65kgから40kg台に急減。1ヶ月休薬後にワクチン投与。
 (2010.07.13フォロー調査時点までは全く連絡が付かず)
   (推定)死亡、と診断。
 (2012.09.12患者様の奥様より電話あり)自家がんワクチン投与から3年目の今でもAFP=2~3程度におさまっている。
 (2013.07.25再度)全く問題なく仕事に復帰しており、非常に感謝しているとの連絡あり、友人のためとしてワクチン関係の新規資料請求があった。

 (注)担当医が「(推定)死亡」と診断するほど、2009年末時点では本症例の状態は悪かった。
 
「死者が生還した!」と言われるほどに、驚きをもって転帰が修正された著効例である。
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REFERENCE

1.椎名伸充、他、AFP産生胃癌の臨床病理学的検討、
 千葉医学 88:97-101,2012.