キューバのがんワクチン 最新のがん免疫療法に関するトピックスをご紹介します。

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キューバのがんワクチン

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本日(2016年11月16日)のASCO(米国臨床腫瘍治療学会)からのニュースによりますと、ニューヨークタイムスからの引用ですが、
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Some American Cancer Patients Smuggling Cancer Vaccine From Cuba.

The New York Times (11/14, Jacobs, Subscription Publication, 13.9M) reports that Cuba “has a robust biotechnology industry that has generated an innovative vaccine called Cimavax,” a vaccine designed “not to prevent cancer, but to halt its growth and keep it from recurring in patients with non-small-cell lung cancer.” The vaccine, available to patients in Cuba since 2011, “works by targeting a protein called epidermal growth factor.” Although the Roswell Park Cancer Institute, “a nonprofit cancer center designated by the National Cancer Institute in Buffalo, had received authorization from the Food and Drug Administration to conduct a clinical trial of Cimavax,” dozens of American cancer patients are not waiting for the study’s outcome but have instead traveled to Cuba and smuggled out the vaccine.
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とのことです。

ここでいうがんワクチンCimavaxは、2011年以来、キューバでは使用されていますが、がんを治すものではなく、がん細胞の増殖を促進してしまう上皮細胞成長因子(epidermal growth factor)に作用し、非小細胞性肺がんの悪化を抑えるというタイプです。米国では、バッファローにある国立がん研究所がこれから臨床試験に入るそうです。

米国には、未承認薬も使えるという日本のような医師法下で許容されている自由診療制度がありません。「米国の自由診療制度」では、すべてFDAの承認薬しか使えません。しかも、米国で一つの新薬を開発しFDAの承認を獲得するには1000億円もの開発費がかかるされています。

そのため、何年先になるのかわからないFDAによる承認を待ちきれない肺がん患者さんは、米国の当局の規制を逃れて、キューバにまででかけ、こっそりがんワクチンを持ち出してこなければならないというわけです。

FDAの承認薬以外は決して使用してはならないという、法規制をあまりにも厳しくした結果、結果的に目前の患者さんのQOLを無視する事態を生じており、はたしてがん治療に真の意味で貢献しているのかどうか、わからなくなってきたのが米国の現状です。

弊社では、日本の自由診療制度は(悪用されない限りですが)、当局の規制がないため診療の自由度が非常に高く、保険診療制度の欠点をカバーできるため、患者さんにとってもたいへん有用な制度だと考えております。

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