北大病院でもがん関係の自由診療を開始 最新のがん免疫療法に関するトピックスをご紹介します。

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北大病院でもがん関係の自由診療を開始

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2016.03.03に公開された日経バイオテクOn-Lineのニュースに、

北大病院、自由診療で癌遺伝子の網羅解析を実施へ
→ https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/16/03/02/00318/

と出ています。

北海道大学は、4月1日から、
【保険外の自由診療として癌遺伝子を網羅的に解析し、治療方針の決定に生かすため、
「がん遺伝子診断部」を設立し、「がん遺伝子診断外来」を開設する】

とのことです。

がん遺伝子診断の狙いは、患者様一人ひとりのがん細胞の遺伝子の中で、異常になっている部分を検出し(実際には、がん細胞ではDNA配列に変異が入りやすいので、変異を調べる)、変異した遺伝子からできる異常なタンパク(またはそこから発する細胞分裂を促進する信号)に対抗できる分子標的薬を探し出して使う、または、変異配列からできるがん抗原を使って、がん免疫反応を刺激する、という作戦が主なものです。

厚労省の政策により、現在は、保険診療と自由診療を混ぜて行う混合診療は厳禁されています。

 「混合診療禁止」政策とは、例えばがん診療で、保険が効く治療を行いながら、その一部にでも保険が効かない自由診療(国家承認がない治療)を混ぜて行ったら、合わせて行った保険診療の費用も全額患者に自費で負担させる、それを逃れた混合診療の症例が一例でも見つかったら、その病院全体がヤミで混合診療をしていると疑い、健康保険の償還対象からその病院をはずす(つまり、病院経営が立ち行かないようにする、という事実上の強烈な罰則付き)、というものです。

そのため、弊社が受けたがんの患者様からの相談で、

2016/2/3(水) 乳がん脳転移の患者様より、
「T大学医療センターS病院で、自家がんワクチン療法を受けたいがどうでしょうか?」
と主治医に相談したら、
「保険外の治療をするなら他の病院に行け、と言われた。どこへ行けばよいでしょうか?」

2016/2/10(水)大腸がんの患者様より、
「1/20に手術し、2/22から抗がん剤(ゼロックス)治療の予定。主治医からは免疫療法やるなら抗がん剤も受けさせないと言われている。どうしよう?」

という例がありました。

このような相談はざらにあります(これらがいわゆる“がん難民”を発生させる原因の一つです)。

大学病院などの大型病院では、がん治療では、間違いなく保険診療を行っています(高価ながん治療費の負担が大幅に軽減されるからです)。北大で治療中のがん患者様は、ほぼ100%、保険診療を受けているはずです。

それにもかかわらず、北大は自由診療をするとの宣言を出したのです。

ここには、大学病院でさえ、十分工夫すれば、保険診療と自由診療を行いながら、厚労省の「混合診療禁止」政策に抵触させないで、“実態として混合診療ができる”方法があることを示しています。

北大だけではなく、どこの大型病院でも、“実態として混合診療ができる方法”を採用して、未承認医薬品である「自家がんワクチン」を、がん治療に有効に生かしていただければ有り難いと存じます。

弊社の「自家がんワクチン」は、わざわざDNA配列を調べなくても、手術で摘出した患者様のがん組織自体をまるごと抗原にして作製しますから、患者様一人ひとりに特徴的ながん抗原がすでに含まれているのです。

(もし、このニュースの読者のご関係の方で、“実態としてのがんの混合診療”を受けたいとのご希望がある場合は、このニュースをプリントアウトして、いまかかっている大型病院の主治医の先生にご相談ください。「免疫療法やるなら抗がん剤も受けさせない」と言われなくなることを願っています)。

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   抗がん剤が効きにくい“スローな癌”こそワクチンで

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大規模病院の先生方へ:

「混合診療禁止」政策により、大規模病院では「自家がんワクチン療法」が実施できなくても、先生ご自身の患者様に対して、お近くの連携クリニックにて簡単に実施できます。

既に、大学教授で、この連携方式により、ご担当の患者様の自家がんワクチン療法受診を実現されている先生方も何人もおられます。具体的な方法は弊社まで直接お問い合わせください。必要な投資額はわずか30万円前後です。新たに「自家がんワクチン療法」を自院でも開始したい病院の先生方は、どうか遠慮なく弊社にご連絡下さい。直接説明に伺います。

大病院から小型診療所まで、どこでも簡単に実施可能です。しかも肝がんでは、すでに無作為比較対照臨床試験で有効性が証明されているエビデンスレベルの高いがん免疫療法です。

★“自家がんワクチン療法”は「厚労省への届け出は不要です」★

自家がんワクチンが、生きている細胞を含まないため培養不要で、再生医療等安全性確保法でいう「細胞加工物」(人又は動物の細胞に培養その他の加工を施したもの)に該当しないためです。

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患者様向けには、「自家がんワクチン療法」のホームページをご案内下さい。わかりやすくやさしく記載してあります。
こちらです。 ⇒ https://cell-medicine.com/

弊社は、理化学研究所発ベンチャー&筑波大学発ベンチャーです。

セルメディシン株式会社

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注:弊社は病院やクリニックではなくバイオ企業であるため、症例報告や論文内容のWeb掲載は許容されています。
監督官庁の確認を得ており、医療広告ガイドライン違反ではありません。

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