新春のご挨拶とコロナ禍でのお願い 最新のがん免疫療法に関するトピックスをご紹介します。

明けましておめでとうございます。
旧年中はご関係の皆様にはたいへんお世話になり、誠に有難うございました。

周知のように、この新年は昨年末から続くコロナ禍第3波の真っ最中に迎えることになりました。残念ながら弊社もその影響を免れることはできません。

弊社は新型コロナウイルス感染者数が全国で最も多い東京都に近接した茨城県つくば市にあります。つくば市は都心から1時間程の距離にあるため、通勤者の多い郊外型住宅地も急速に広がっており、新規感染者も毎日のように報告されています。

もちろん、この事態に至る前から、社内のウイルス感染症対策には万全を期してまいりましたが、やはり完全防止は不可能と思われます。

一方、弊社では、現在、巨額の治験薬製造費を確保するため、従業員数をぎりぎりの10名にまで絞り込んだ事業体制をとっています。これだけで自由診療向け自家がんワクチンと医師主導治験向け治験薬Cellm-001の供給を行うことにしておりますが、ここに新型コロナウイルス感染者が発生しますと、その打撃は甚大なものがあります。

そこで、誠に新年にふさわしくないながら、患者様、先生方、治験関係者の皆様にお願いがあります。

万一、今後、弊社に感染者かその濃厚接触者が発生した場合、事業を一時停止せざるを得ず、自由診療向け自家がんワクチンと治験薬Cellm-001の製造・出荷について、突然のスケジュール再調整をお願いすることになるかもしれません。

渾身の努力を傾注し、極力早く事業再開と継続を目指しますが、その間、ご関係の皆様には、多大のご迷惑をおかけしてしまうことになるかもしれません。どうかご理解賜りますよう、ここにあらかじめお願い申し上げます。

また、新型コロナウイルスワクチンが普及すると予想されます本年6月末までは、共に気を抜かずにご協力賜りますよう、どうかよろしくお願い申し上げます。

.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　セルメディシン株式会社
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　代表取締役社長
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大野忠夫

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自家がんワクチン療法は、しっかりした学術論文群に支えられている科学的根拠のあるがん免疫療法です。

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