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米国でも高齢がん患者は26%が医師には黙ってサプリメント(医薬品代替品)を服用している

新聞・雑誌・テレビ

2015年8月28日のHealthDay誌に、

“Many Seniors With Cancer Use Alternative Medicines: Study, And a majority of these patients don’t tell their doctors about it”

という記事が掲載されました。こちらです ↓
http://consumer.healthday.com/alternative-medicine-information-3/mis-alternative-medicine-news-19/senior-cancer-patients-may-be-trying-alternative-medicines-702741.html

(日数がたつと別の記事に変わることがあります)

Alternative Medicinesとは、ここではサプリメントと訳しましたが、実態は日本でいう漢方薬相当品、高濃度ビタミン、ハーブを含むナチュラル起源の(しかし正規の国家承認薬ではない)医薬品代わりとなる代替品一般を指します。

フィラデルフィアのトーマスジェファーソン大のG. Nightingaleによる200人以上の高齢がん患者(61-98歳)の調査では、26%ががん治療中のどこかでサプリメントを服用していたとのことです。しかもそのうち大部分が医師には黙っているそうです。

筆者は、従来の日本の患者様の話具合から、サプリメントを含め、主治医による標準治療以外のことを何かしていても(例えば、がん免疫療法であっても)、主治医には黙っている方がかなり多いなと感じていました。

それが、米国でさえも、標準的ながん治療では不十分だと患者は感じていて、しかし、医師に告げると強く非難されることを怖れ、黙っているという現実があるのですね。

もし、自家がんワクチン療法を受診された(あるいはこれから受診を検討しておられる)読者の近辺の方には、主治医の前向きな協力を得るために、ぜひ、積極的に「自家がんワクチン療法を受けた(これから受けたい)」とお伝え願います。

既にがん免疫療法は、世界中のがん治療医学界で、大旋風を巻き起こしている状況ですから、もはや、がん免疫療法を無視する(あるいは非難する)がん治療担当医師は、急速に少なくなっていることが期待できます。