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大腸がん

自家がんワクチン療法を受診、その後、2016年10月13日時点までにフォローした大腸がん症例のうち、経過報告があった症例についてソフトクライテリアの観点から評価した治療成績を以下の表と、その下の代表的症例にまとめました。

がん種 大腸
全症例数 271
1:有効 15
2:長期不変・無増悪
(1年以上)
30
3:不変
(6ヶ月以上1年未満)
9
4:無効 82
改善率1:
(1+2)/(1+2+3+4)
33.1%
5:経過観察中 4
6:投与中止 15
7:転帰不明追跡不能 68
改善率2:
転帰不明も
無効とした場合
22.1%
8:未投与 8
9:未評価 40

注) 改善率1=(1.有効+2.長期不変・無増悪)/(1.有効+2.長期不変・無増悪+3.不変6ヶ月以上1年未満+4.無効例数)
 → もっとみやすい改善率-1、改善率-2、表中の項目1~9の定義は→ こちらです

代表的症例

〔症例0001〕 (久保島クリニック)
1988年S字結腸手術。96年6月肝転移巣切除、同年11月両肺転移巣切除、01年11月副腎転移巣切除。パラフィンブロックより自家がんワクチン作成、02年4月投与、副作用無し。05年に再発するも切除、2007年1月まで問題なし。

〔症例0010〕 (筑波大学附属病院・臨床研究)
2002年7月手術。リンパ節転移あり、Stage IV(ss,N2)。同年7月、再発予防のため化学療法開始。02年11月再発予防のため自家がんワクチン療法施行、強い局所反応と発熱あり(グレード 2)。その後、脾臓周辺リンパ節転移巣が消失。04.05肝転移出現、切除。以後、10年9月現在まで全く再発なく、ワクチン接種より7年経過。

〔症例0023〕 (遠山クリニック/つくばセントラル病院)
腹腔内全面播種。手術摘出後、小腸が2mしか残っていないという症例。2003年2月、NK細胞療法施行。03年3月、自家がんワクチン療法施行。8月、CTで再発なし。11月、膣ろうが発生したため再々手術。12月、自家がんワクチン療法2コース目施行(1コース目と異なる組織を使用)。当初予想(余命半年)を大きく越え、2005年1月まで1年8カ月生存。

〔症例0030〕 (つくばセントラル病院)
肝、肺に転移あり。上行結腸、肝臓を切除。右半結腸、肝臓を切除。残肝転移巣切除。自家がんワクチン療法施行後10カ月(2004.04)まではKPS80-90%で外来受診、肺転移巣の一つが縮小、他の一つが増大。MR(mixed response)の典型例。

〔症例0133〕 (石橋総合病院)
手術時にリンパ節転移あり。抗がん剤療法(UFT+LV、TS-1)が無効、直径4cmに増大。局所放射線照射と自家がんワクチンの時差併用で大型のリンパ節転移巣消失。

CMI0133.png

〔症例0183〕 (たけだ免疫・遺伝子クリニック)
漿膜にいたる浸潤を呈し、剥離面へも腫瘍が露出、リンパ節転移あり。2005.02自家がんワクチン接種、07.01再発無し(2年経過)。

〔症例0203〕 (個人医)
手術(2005.02)前より腫瘍マーカー(CA125)は高値を示し、術後も140まで上昇。別の腫瘍マーカーCEA値は術後一時下がったが再び上昇。CT画像上でも腹膜播種による肝表面への転移が見つかっている。05年2月自家がんワクチン接種開始。DTH-2判定時にCA125は正常値(<35)に下がった。ワクチン1年後(2005.04)もCA125は正常値維持。CEA値が15まで低下。この間、化学療法はしていない。

〔症例0207〕 (すばるクリニック)
直腸がん。2005年3月、自家がんワクチン接種以前の血液検査では総白血球数3100という低さで、細胞性免疫反応成立が危ぶまれた症例。同年4月自家がんワクチン接種後の免疫反応テスト-2は陽転、しかし例外的に同年7月にも自家がんワクチン2コース目を接種したが免疫反応テスト-3は擬陽性に縮小した。10年6月現在も再発なく、元気で就労中。

〔症例0420〕 (土屋病院)
2006.09大腸がん手術。2006.11自家がんワクチン接種。以後、2007.02、2011.03、2014.12無再発生存確認。主治医より「根治」の診断が出ている。

〔症例0520〕 (つくばセントラル病院)
S状結腸癌手術、05年(8年後)に再発再切除、06年3月腹膜播種、 小腸切除・胆嚢摘出。 UFT、FOLFOX,、TS1の化療も無効、 07.02再々発、イレウス惹起(前医はここで手術不能と診断)。転院後、腹側腹膜と小腸を巻き込む腫瘤、肝転移、上行結腸壁転移を再々手術、自家がんワクチン接種(低量UFT、クレスチン・シメチジン併用)。以後、骨盤内転移も切除(ここまでに累積5回の手術)、07年11月からの再度の自家がんワクチン接種後、08年03月より低量ゼローダを併用。 CEAは11.1から漸次下降し、08年05月にはCEA 4.8 の正常値まで下降、10年01月現在DTH反応陽転、元気でPS0(全く問題なし)。

〔症例0905〕 (銀座並木通りクリニック)
2008.12大腸がん手術。Stage IIIでリンパ節転移があった。抗がん剤ゼローダ投与後、2009.03自家がんワクチン接種。ワクチン中のエンドトキシン含量が(大腸由来のため)498 EU/mLもあったが、全く問題なく注射できた(ただし、注射部位の皮膚反応は強く、直径5cm以上の紅斑が出現した。潰瘍にはなっていなかったが、注射痕が5年後でも残っている)。2013.10大学病院の主治医より「根治」と言われている。