日本語 English

文字サイズ

サイトマップ
初めての方へ 無料相談・お問い合わせ 029-828-5591 日曜・祝日を除き 9:00-17:30

胃がん

自家がんワクチン療法を受診後、経過報告があった症例についてソフトクライテリアの観点から評価した治療成績を以下の表とその下の代表的症例にまとめました。

がん種
全症例数 124
1:有効 6
2:長期不変・無増悪
(1年以上)
16
3:不変
(6ヶ月以上1年未満)
3
4:無効 40
改善率1:
(1+2)/(1+2+3+4)
33.8%
5:経過観察中 2
6:投与中止6 6
7:転帰不明追跡不能 29
改善率2:
転帰不明も
無効とした場合
23.4%
8:未投与 4
9:未評価 18

注) 改善率1=(1.有効+2.長期不変・無増悪)/(1.有効+2.長期不変・無増悪+3.不変6ヶ月以上1年未満+4.無効例数)   → もっとみやすい改善率-1、改善率-2、表中の項目1~9の定義は → こちらです

代表的症例

〔症例0205〕 (尾道総合病院)
例外的に自家がんワクチンを3コース接種した症例。
 2005.01、進行胃癌に対し幽門側胃切除術施行。術中腹水細胞診陽性のため非治癒切除に終わる。2005.02より8月まで自家がんワクチン3コース施行、DTH反応は陽性であった。また2005.07より06.08までUFT内服治療(300mg/day)を施行した。08.09肝転移および右鼠径部リンパ節再発を認めるまで無再発であり、3年8ヶ月の長期不変(無再発生存)を得た。その後4コース目ワクチン、肝および右鼠径部リンパ節再発に対して放射線照射。09.03、両転移消失。09.09肺転移・肝転移再発、12.05死亡。しかし、主治医からの報告では、「2005年の手術から術後7年間、進行癌(stageⅣ)症例が生存しえたのは脅威です」とのこと。

(注) このタイプの胃がんは、それほどに治療が難しく、当初9回投与した自家がんワクチン(AFTV)の効果があったとしか考えられない症例である。
CMI0205

〔症例0615〕  (個人医)
胃癌(膵皮膜侵潤、癌性腹膜炎あり)、術後化療をしない場合は余命数ヶ月との主治医見解。07年10月自家がんワクチン接種、他の治療は実施せず。08年09月(1年経過時)時点で全く問題なく健在。山歩きもできる状態となっている。

〔症例0647〕 (小池医院 → 問合せ:アルファクリニック)
胃癌(癌性腹膜炎あり)、2007.12自家がんワクチン接種、タキサン併用、08.11(1年経過時)まで無増悪。

〔症例0831〕 (乾がん免疫クリニック)
2008年11月胃がん手術時に、腹膜播種を発見、すでに横行結腸を巻き込んでいたため、横行結腸も切除、推定余命は6ヶ月~1年であった。12月に自家がんワクチン接種、以後、温熱療法・高濃度ビタミンC療法を併用、2010年4月現在まで再発がない。すでに術後1年4ヶ月経過している。

(注) 腹膜播種(はしゅ)と診断された症例では、お腹の中全体にがん細胞がばら撒かれている状態のため、初期治療で見かけ上治ったようにみえても再発必至で、標準的な化学療法では治らないと考えられており、これまでの常識では長命を享受するのは不可能とされています。 この〔症例0831〕は、自家がんワクチン療法の結果、まだ当初の推定余命(初期治療後、再発して亡くなるまで)の期間を超えたばかりとはいえ、再発の兆候さえ全くなくとても元気でQOLが非常に高いため(したがって今後も予想よりはるかに長生きできると考えられます)、〔症例0205〕、〔症例0615〕とともに、現場の医師から驚きの声が出ている例です。

〔症例1046〕 (東海クリニック)
術後1年間抗がん剤治療施行。抗がん剤使用時は腫瘍マーカーのAFPが40~50前後のまま低下せず、体重が65kgから40kg台に急減。1ヶ月休薬後にワクチン投与(2009.11.24自家がんワクチン納品)。(2010.07フォローアップ調査時点までは全く連絡がつかず)、東海クリニックでは(推定)死亡と診断。(2012.09患者様の奥様より電話あり)自家胃がんワクチン投与から3年経過した今でもAFP=2~3程度におさまっている。(2013.07再度)全く問題なく仕事に復帰しており、非常に感謝しているとの連絡あり、友人のためとしてワクチン関係の新規資料請求があった。(2016.06再度)今でも問題なし。患者様本人も「自家がんワクチンのおかげで命拾いした」と言っている。

(注) AFP産生胃がんは、静脈侵襲が強く、高頻度で肝転移をきたし、治癒手術後の再発例も多く見られ、予後不良である、とされています( → 椎名伸充 他、AFP産生胃癌の臨床病理学的検討、千葉医学 88:97-101, 2012)。担当医が「(推定)死亡」と診断するほど、2009年末時点では本症例の状態は悪かった。「死者が生還した」と言われるほどに、驚きをもって転帰が修正された著効例です。