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卵巣がん

自家がんワクチン療法を受診、その後、2020年12月末時点までにフォローアップ調査した卵巣がん症例のうち、経過報告があった症例についてソフトクライテリアの観点から評価した治療成績を以下の表と、その下の代表的症例にまとめました。

評価済み症例のうちの有効例~無効例中42.0%で、臨床的に見てなんらかの改善効果(有効例 + 1年以上の長期不変・長期無増悪例)が見出されております。

(ご案内:このページは、掲載責任者であるセルメディシン株式会社が医療機関ではなくバイオ研究開発企業であることから、症例報告を掲載しても厚労省の「医療広告ガイドライン」には抵触しないことを、茨城県保健福祉部厚生総務課に確認済みです。)

がん種 卵巣
全症例数 133
1:有効 11
2:長期不変・無増悪
(1年以上)
18
3:不変
(6ヶ月以上1年未満)
3
4:無効 37
改善率1:
(1+2)/(1+2+3+4)
42.0%
5:経過観察中 1
6:投与中止 5
7:転帰不明追跡不能 54
改善率2:
7.転帰不明も
無効とした場合
23.6%
8:未投与 4
9:未評価 0

注) 改善率1=(1.有効+2.長期不変・無増悪)/(1.有効+2.長期不変・無増悪+3.不変6ヶ月以上1年未満+4.無効例数)   → もっとみやすい改善率-1、改善率-2、表中の項目1~9の定義は → こちらです

代表的症例

〔症例0240〕 (つくばセントラル病院)
大型嚢腫切除、腹水中に明細胞癌。腹水貯留・腸閉塞・がん性腹膜炎により死亡の危険が2~3ヶ月で起こる可能性大との主治医(大学病院産婦人科教授)診断。本人は化学療法を忌避、自家がんワクチン療法を選択。 術後5ヶ月以上(自家がんワクチン接種後、4ヶ月以上)腹水貯留なし。その後腹水貯留を認めるも無治療で経過、苦しくなってから腹水抜去、間歇的に低用量化学療法開始。電車で外出できるまでに回復。この間、抗癌剤1/3量で1クール終了、腹水も無くなった。ワクチン後22ヶ月経過するも元気であったが、以後再増悪、28ヶ月後まで生存。

〔症例0378〕 (個人医)
2006年3月手術。嚢胞状卵巣がんの明細胞腺がんで、カリフラワー状結節が壁に3か所、腹水少量あり。抗がん剤を1回のみ投与。再発必至と自己診断(自身が医師)。2006年9月自家がんワクチン接種、2008年4月時点(1年7ヶ月経過)で無再発。2019年3月時点(13年経過)でも再発なしで経過順調。仕事を続けている。

〔症例0449〕 (エイルクリニック)
58歳。2006年4月手術、病巣は直径11 mm。明細胞がんでリンパ節転移あり(大網には転移なし)。同年11月自家がんワクチン投与開始。以後は無治療、年2回フォローしているが2010年9月で無再発。主治医はワクチン有効と判断。

(注)この方は、小型のがんで腹膜転移がなかったため手術のみで助かったかもしれませんが、明細胞がんでリンパ節転移があったことから、抗がん剤治療が期待できず、再発を懸念して主治医が頻繁に予後調査を繰り返していました。それでも4年以上、無再発であったため、主治医により「自家がんワクチンは有効だった」と判断されています。

〔症例1391〕 (時計台記念クリニック)
48歳。卵巣がん腹腔内転移再発。術後、KPS60%(時に介護が必要だが、自分でやりたいことはできる)で来院。2011年9月、腹水が3日で3リットル貯留する状態で自家がんワクチンを投与。投与後は10日毎程度に腹水貯留のスピードが低下した。その後病状は再悪化したものの、「自家がんワクチンの効果を感じた」との主治医の評価によりワクチン有効と判断された。

(注)腹水が3Lも貯留すると苦しく、QOLは著しく低下します。この方では、自家がんワクチン投与後、QOLが保て苦しまずに済んだ期間が3倍になっています。

〔症例1475〕 (池袋がんクリニック)
57歳。術後、タキソール+カルボプラチン施行。2012年2月自家がんワクチン投与開始。2014年10月患者からクリニックへの連絡で「腫瘍マーカーは上がったり下がったりだが、無治療で定期的に検査。2013年12月のCTでは問題なし」という。2019年6月時点でCA-125は低度上昇を認めるがPET検査上は問題なし。同年8月時点で再発なく元気。5年超無再発のため、「推定余命より2倍以上の延命」により有効と判断された。

〔症例2245〕 (東海クリニック)
51歳。2013年手術、2014年10月骨盤内転移、肺転移ありの状態で自家がんワクチン接種開始。腫瘍マーカーCA125漸増ではあるが、温熱療法併用。2016年7月生存確認。カルテにdo wellと記載があることから「主治医の評価による何らかの臨床上の好ましい反応」ありと評価された。

(注)この方、多発転移があるため常識的には予後は長くはないと推定されます。自家がんワクチンと温熱療法との併用効果でQOLを維持、1年超の延命に役立ったと考えられます。

〔症例2324〕 (陳瑞東クリニック)
64歳。ステージIIIc。2014年8月~9月パクリタキセル、カルボプラチン併用療法3クール施行。2014年10月子宮摘出、両側付属器切除、大網切除、腹膜播種切除術施行。同年12月化学療法再開。2015年2月よりアバスチン併用療法。
 2015年3月自家がんワクチン投与開始。同年6月主治医によれば「3年も生きられないと予想されたが現在も健在。病気なんかなかったかのように生活している」とのこと。2018年5月分子標的薬リムパーザに変更。CA125値がさらに低下。2020年3月最終生存確認。

(注)手術時、腹膜播種があったにもかかわらず「QOLの明らかな改善」、「主治医の評価による何らかの臨床上の好ましい反応」により、自家がんワクチンも5年生存に貢献したと判断。

〔症例2433〕 (陳瑞東クリニック)
腹膜播種あり、グレード3の漿液性腺がん、ステージ4。2015年9月自家がんワクチン投与開始。直前に約2060あった腫瘍マーカー(CA125:基準値は35U/3mL)がワクチン1コース投与で急降下し、11月で18.7と正常化、以後TC療法を併用、2016年3月現在まで基準値内で落ち着いている。肝転移縮小中
 ワクチン2コース目投与からも非常に良好な経過で、手術した元の主治医もびっくりしている。患者さんより自家がんワクチン3コース目の希望あり。
 しかし2016年5月より腫瘍マーカー再上昇開始。それでも2018年5月まで生存。「残存腫瘍サイズ縮小」、「腫瘍マーカー半減以下へ減少」から自家がんワクチンは有効と評価された。

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以下の症例は、上記の表には含まれておらず、「腹膜がん」の症例です。
腹膜がんは、卵巣がんにそっくりの臨床像を示すため、基本的に卵巣がんと同じTC療法が採用されます。そこに自家がんワクチンを追加して成功した症例です。参考にして下さい。

↓ こちらのページの下段にある、
腹膜がん 〔症例1276〕(陳瑞東クリニック)
の項目をご覧下さい。