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免疫反応テストとは

自家がんワクチン療法は、繰り返し投与が必要ありません。

免疫反応テスト(皮内テスト/DTH反応テスト)の実施

体内に自家がん組織に対する細胞性免疫反応が成立したかどうかをテストするため、DTH(Delayed Type Hypersensitivity)反応テストと言う皮内テストを、ワクチン接種前と接種後の計2回行います。DTH反応テストは、結核菌に感染したことがあるかどうかを調べるツベルクリン反応テストと同じ原理によるもので、細胞性免疫反応が成立したかどうかがわかります。患者様のホルマリン固定がん組織だけを皮内に注射し、がん組織に対する免疫反応を調べます。

第1回目のワクチン接種前に行うDTH反応テスト-1は、通常、陰性です。これは、がんを攻撃する細胞性免疫反応がない状態です(あればがんにはならないはずです)。これが第3回目のワクチン接種後のDTH反応テスト-2で陽性に転じた場合、ワクチンにより体内で免疫細胞が活性化したことを示しており、がん細胞に対する細胞傷害性Tリンパ球(CTL)が体内で誘導されたと期待できます。

なお、病院によっては、このDTH反応テスト-2を省略する場合もあります。

DTH反応

DTH反応テスト-1と-2では、ともに2日後に注射部位にできる紅斑のサイズを測定します。 直径10mm以上であれば、陽性と判定します。