手術後のがん組織検体は患者さんに返すべきだと日本病理学会も認めている 最新のがん免疫療法に関するトピックスをご紹介します。

トピックス

手術後のがん組織検体は患者さんに返すべきだと日本病理学会も認めている

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がん手術後に体内に残っている微小残存がんを、がん免疫療法で殺しつくすのは、がん再発や転移を防ぐためには、極めて重要なステップです。

微小残存がんは、CT検査やPET診断でも画像として見えない程小さいものですが、増殖力旺盛ながん細胞が残っているが故に、危険なのです。

しかし、一般的には、抗がん剤で殺しつくすのは困難です。殺しつくそうとして大量の抗がん剤を投与すると、強力な副作用が発現して、患者さんの体力を奪ってしまいます。大量抗がん剤治療では、がんを倒すか、正常細胞を破滅させてしまうか、という瀬戸際に追い込まれることが多いからです。

弊社の自家がんワクチン療法では、このような強い副作用は全くありません

しかし、手術後のがん組織検体そのものでワクチンを作らねばならないという欠点があります。

そのため患者様ご自身に、手術を受けた病院に出向いていただき、その当時の主治医にがん組織検体を患者様に返却していただくというステップが必要です。

しかし、世の中には、手術で取り出したがん組織をホルマリンで固定、パラフィン(蝋)に埋め込み、パラフィン包埋ブロックまで加工した検体は病院のものだ、と称して、頑として患者さんへの返却を拒むところが未だにあります。

これに対し、既に2015年11月、日本病理学会倫理委員会の見解が発表されています。

弊社のホームページのうち、
「がん組織の確保」のページ
→ https://cell-medicine.com/howto/tissue.php
に、しっかりと、
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“がん”であったとは言え、自分の身体の一部です。
遠慮なく返還を請求しましょう(大学病院の病理学の
教授も、がん組織は患者さまのものだと言ってます)。
——————————–
と書いてありますが、その下の方にある、

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がん組織を確保するための書式例」の項に、

日本病理学会倫理委員会の見解(平成27年11月)では、「病理検体」は病理診断が確定した後に検体由来者や家族などから返却要請があった場合、

【3.ただし、正当な理由の記載された文書による求めがあれば、返却することとする。 】

としていますので、患者様からの文書による返却申込み次第で決まります。

原文はこちらにて公開されています。プリントアウトして主治医の先生に持参してみて下さい。
→ 原文はここをクリック
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と記載しています。

もし、このニュースの読者や、お知り合いの方で、たまたま、手術を受けた病院から、ご自身のがん組織検体を返却してもらうのに苦労されている方がおられるならば、

今すぐ、手術を受けた病院に、
「日本病理学会倫理委員会の見解」
のプリントアウトを提示して、返却依頼をしてみて下さい。

文書による返却のためのひな形は、→ こちらにあります

きっとうまく行https://cell-medicine.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/05/Return-My-Tissue-Form-1.pdfきますよ。

【ご案内】
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自家がんワクチン療法は、しっかりした学術論文群に支えられている科学的根拠のあるがん免疫療法です。学術論文群は、→ こちらにあります。

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抗がん剤が効きにくい“スローな癌”こそワクチンで
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大病院の先生方へ:

「混合診療禁止」政策により、保険診療機関である大病院では「自家がんワクチン療法」が実施できなくても、先生ご自身の患者様に対して、お近くの連携クリニックにてごく簡単に、自由診療にて実施できます。

既に、大学教授で、この連携方式により、ご担当の患者様の自家がんワクチン療法受診を実現されている先生方も何人もおられます。具体的な方法は弊社まで直接お問い合わせください。

新たに「自家がんワクチン療法」を自院でも連携方式で開始したい病院の先生方は、どうか遠慮なく弊社にご連絡下さい。直接説明に伺います。

大病院から小型診療所まで、どこでも簡単に実施可能です。しかも初期投資も不要です。

肝がんでは、すでにランダム化比較対照臨床試験で有効性が証明されているエビデンスレベルの高いがん免疫療法です。

★“自家がんワクチン療法”は「厚労省への届け出は不要です」★

自家がんワクチンは生きている細胞を含まないため培養不要です。また、組織を再生させるものではなく再生医療等安全性確保法でいう「再生医療製品」に該当しないためです。

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患者様向けには、「自家がんワクチン療法」のホームページをご案内下さい。わかりやすくやさしく記載してあります。
こちらです。⇒ https://cell-medicine.com/

弊社は、理化学研究所発ベンチャー企業 & 筑波大学発ベンチャー企業 です。

セルメディシン株式会社
〒305-0047 つくば市千現2-1-6-C-B-1
TEL:029-828-5591、FAX:029-828-5592
E-mail: tkb-lab@cell-medicine.com

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注:弊社は病院やクリニックではなくバイオ企業であるため、症例報告や論文内容のWeb掲載は許容されています。

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