既にご報告申し上げておりました東京高等裁判所による判決が、
弊社の「全面勝訴」の内容で本年7月23日に「確定」
しましたことをお知らせ申し上げます。
この件につきましては、セルメディシンニュースNo.473(2021.12.03、日付訂正版)にて、
地方裁判所における「全面勝訴判決」
また、セルメディシンニュースNo.501(2022.07.07)で、控訴審(第二審)にて、
東京高等裁判所における「全面勝訴判決」
となりましたことを、それぞれご報告させていただいておりました。
判決確定の経緯は、当事者双方から最高裁判所への上告がなかったためです。弊社としては、最高裁判所において弊社勝訴の判決が覆る見込みがないと控訴人(地裁段階の原告)が判断した結果であると推測しております。
なお、確定した判決文は、
令和3年(ネ)第5471号 損害賠償請求控訴事件
令和4年(ネ)第381号 損害賠償請求附帯控訴事件
(原審:宇都宮地方裁判所令和元年(ワ)第289号)
の閲覧手続きをとることで確認できます。
重要なのは、最大の争点となっていた点です。
本件訴訟において原告(控訴人)とその証人(著名な腫瘍内科医)は以下のような意見・証言を述べておりました。
・自家がんワクチン療法には科学的証拠(エビデンス)がない
・有効となる可能性すらない
・だから、インチキ免疫療法の1つである
しかしながら、裁判所が弊社全面勝訴の判決を下し、それが確定した事実は、裁判所が自家がんワクチン療法に対するいわれのない主張を公式に退けた結果であると判断しております。
このような判断に至った背景には、弊社が裁判所に
「自家がんワクチンの有効性を示す学術論文群」をズラリと並べて提出し、
これらエビデンスに基づく客観的・合理的主張により、原告/証人側を論破、
「有効性に関する論争を制覇した」
ことが挙げられます。
そのため、弊社としては、裁判手続を通じて、
. ・自家がんワクチン療法が「有効となる可能性がある」と公式に認められた
と評価しております。
なお、自家がんワクチン療法の有効性を示すために提示したエビデンスと学術論文群については、こちらをご覧ください。
→ https://cell-medicine.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/04/AFTV-for-Drs.pdf
画期的なイノベーションは、利権に固執する保守勢力に攻撃される運命にあります。どうか、読者の皆様におかれましては、マスコミ・雑誌・週刊誌やSNS等で時折流布される、
. がんの自由診療に対する悪意ある記事
に惑わされることがありませんように、また、
. 「自家がんワクチン療法」を含め、
次々に開発されてきている斬新ながん免疫療法の情報をできるだけ多く集め、その受診を、
. たとえ自由診療であっても、前向きに
検討されますようにお願い申し上げます。
今や、がん免疫療法は高速で進化しているのです。
弊社は、今後とも患者様・医療関係者の皆様の自家がんワクチン療法に対する疑問を解消し、安心して治療を受けられる環境整備のために、絶え間なく尽力して参ります。
. 2022年7月25日
. セルメディシン株式会社