2022年11月10日に発売された大手の月刊誌に、
「インチキ免疫療法の陥穽」
と題する記事が掲載されました。
内容は、自由診療によるがん免疫療法全体をインチキ療法呼ばわりするものです。
特にその中で、自家がんワクチン療法については、サブタイトルを3つもつけて、あたかもインチキ免疫療法そのもののごとく読者に思い込ませるような記事仕立てとし、弊社社名をあげて攻撃しています。(また、その後、この記事を下敷きとし加筆膨張させたwebニュースやネット記事も出されています。)
この記事でご注意願いたいのは、以下の3点です。
(1)弊社ホームページが違法であるかの如く述べていますが、このホームページは、茨城県庁を通じて厚労省とも相談、内容も確認済みです。新規の医療広告規制に添う内容となっております。弊社が病院やクリニックではなくバイオ企業であるため、症例報告や論文内容の掲載は許容されています。法律違反はありません。
(2)自家がんワクチンが効かなかったのは「一般社会では詐欺罪に問われるケース」だとして、ある患者の遺族を原告とし、弊社と自家がんワクチン療法を実施した病院をそれぞれ被告として提訴していましたが、
裁判では、
. 原告代理人となった弁護士の主張と、
. その証人として出廷した大学教授Kの主張は、
病院側の
. 担当医師の説明義務違反/検査義務違反
が認められ病院側が一部敗訴となったものの、その点を除けば、病院側・弊社側に対する、
・原告側主張はすべて(K証人の「自家がんワクチン療法に対する非難論調が全面的に退けられた」ことを含めて)排斥されました。
・自家がんワクチン療法の有効性に関する弊社の主張(「自家がんワクチンの有効性を示す学術論文群」を含めて)はしっかりと認められている、
と考えられます。
裁判では、被告の一方であった弊社が全面勝訴となり、
東京高裁で判決が確定した(→ こちらをご覧ください )点について、月刊誌、ネット記事では隠されています。
(3)自家がんワクチンの有効性を示す論文群には、患者を自家がんワクチン群と対照群にランダムに割り付けた臨床試験により、明瞭な有効性を示したために国際的にも著名な学術誌に掲載されたエビデンスレベルIbの論文があることを知りながら、それを隠すことにより、意図的に相手方にとって都合の良い結果(すなわち弊社にとって不当に不利な結果に導ける)の見解を、臨床研究の第一人者と称する大学教授(がん治療医ではない)が示しております。
このように、自由診療を攻撃する側で裁判で負けた側に都合よくなるようにした、偏向した記事であることに、重々ご注意願います。
セルメディシン株式会社
代表取締役社長
薬博 大野忠夫