12. 臨床研究で結果が出ている「肝がん」や「脳腫瘍」以外のがん種にも、自家がんワクチンは有効なのでしょうか? 自家がんワクチンやがん免疫療法のみなさまから寄せられる質問とその回答をご紹介します。

よくあるご質問

12. 臨床研究で結果が出ている「肝がん」や「脳腫瘍」以外のがん種にも、自家がんワクチンは有効なのでしょうか?

はい、そう考えられます。自家がんワクチンは、第I相/第Ⅱ相早期臨床試験で、肝がんに対する再発抑制効果・全生存期間の延長が実証されています(Clinical Ca ncer R esearch, 1 0:1574- 1579, 2004)。肝がん以外の「がん」でも、ワクチンの作り方は全く同じですし、そのがん組織自体を原料に使用しますので、その中に潜んでいる異常目印(TAA、がん抗原)を認識できるようにワクチンが体内でキラーリンパ球の活性化に成功すれば、同じように効果があると考えられます。

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