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16. 治療方法を簡単に教えてください。

次のような順序で治療を行います。
弊社の提携病院・クリニックに、電話で初診の予約をし、指示に従って、初診時に患者様自身のがん組織を持参してください。がん組織は、ホルマリン処理した状態か、パラフィンに埋め込まれたブロック(出来れば3- 4個以上)で、その中のがん組織の部分を全部集めて1.5グラム以上、できれば2グラム以上(1.5cmx1cmx1cm以上の塊か、500円玉の面積と厚さ2mmで2枚分以上か、大人の小指の1/3以上の大きさ)が必要です。
患者様のがん組織がお手元にない場合は、あらかじめ手術を受けた病院に問い合わせ、病理診断に使った残りのがん組織を返却してもらってください。
病院によっては、がん組織は外部に出せないと主張するところもありますが、その場合は院長先生あてに、自分自身の治療のために使いたいと記載した文書を提出してください。このための文書のひな型がありますので、弊社にお問い合わせ下さい。
返却を受けるとき、主治医に固定組織のどの部分が真の「がん」で正常組織との境界線はどこか、簡単な線画を描いて頂く事が出来れば、ワクチンを投与するまでの日程を短縮できます。

この図は線画の例です

治療方法を簡単に教えてください。

自家がんワクチンが出来上がりますと医療機関から連絡があります(あるいは、予約日までに作製されます)。これ以降はスケジュールに従って治療を行います。予約日に、最初の免疫反応テスト(DTH- 1)を受けてください。DTH反応テストというのは、結核菌に感染したことがあるかどうかを調べるツベルクリン反応テストと同じようなもので、免疫刺激剤を含まない患者様の固定がん組織だけを使います。がんの場合、ほとんどの方はこのテストでは陰性ですが(がんを攻撃する細胞性免疫反応がない状態です)、予想外の異変が起こらないという安全確認の意味で行います。
必要に応じて他の検査のため採血したり、画像診断を行ったりすることがあります(前の病院・クリニックでの診療データがよくわからなかったり、以前に比べてすでにかなり変化していると推定される場合などです)。検査の内容は患者様の状態により異なりますので、直接、初診を受ける提携病院・クリニックにお問い合わせください。
(1)DTH-1注射の48時間後に再来院し、免疫反応テストの結果を確認して、すぐ第1回目のワクチン投与を行います。1回に5ヶ所、上腕の皮内に注射します。上腕が不都合の場合は、大腿部内側皮内に投与します。
(2)約2週間後に第2回目のワクチン投与を行います。
(3)さらに約2週間後に第3回目のワクチン投与を行います。(1)と(2)と(3)の間隔は患者様の状態により異なることがあります。短い場合は1週間間隔ということもあります。

自家がんワクチン〈大腸癌 副腎移転 症例〉

(4)最後のワクチン投与の2週間後に、2回目の免疫反応テスト(DTH-2)を受けていただくことがあります。その48時間後に免疫反応テストの結果を確認します。ただし、病院・クリニックによって方針が異なり、省略されることもあります。また、がん組織量が少なかった場合は、このDTH-2テストは省略されます。
○これで一旦終了です。あとは、以前に治療を受けた主治医のところか、ワクチン投与を受けた病院・クリニックで定期的に検査をします。どのくらいの間隔でどのような検査をするかは、症状によりますので、そのときどきの主治医とご相談願います。

よくあるご質問と回答をお読みになって解決しない場合は、弊社までお問い合わせください。

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