20. がんの手術をせずに「自家がんワクチン」療法を受けることはできないのですか? 自家がんワクチンやがん免疫療法のみなさまから寄せられる質問とその回答をご紹介します。

よくあるご質問

20. がんの手術をせずに「自家がんワクチン」療法を受けることはできないのですか?

新たにがんの手術を受けなくても、以前に受けたがんの手術で摘出した患者様自身のがん組織が残っていればでき
ます(ホルマリン処理した組織でもパラフィン包埋ブロックでも可)。次図の患者様は乳がんでしたが、自家がんワクチンを投与できたのは、1年以上前に手術した乳がん組織のパラフィン包埋ブロックが病院に残っていたからです。
しかし、一度も手術を受けていない場合は、原料となるがん組織がないわけですから、残念ながら自家がんワクチンを投与することができま
せん。
大きな手術でなくても、内視鏡や、胸腔鏡、腹腔鏡などで、1.5グラム以上のがん組織が簡単に取れる場合は、そのがん組織から「自家がんワクチン」は作れます。主治医に相談してみてください。

自家がんワクチンによるDTH反応

注:弊社は病院やクリニックではなくバイオ企業であるため、症例報告や論文内容のWeb掲載は許容されています。

ご相談は無料です。
お気軽にお問い合わせください。