35. 現在まで自家がんワクチン療法の試みは3790例以上とのことですが、再発抑制、病巣縮小、QOL改善などの状況について教えてください。 自家がんワクチンやがん免疫療法のみなさまから寄せられる質問とその回答をご紹介します。

よくあるご質問

35. 現在まで自家がんワクチン療法の試みは3790例以上とのことですが、再発抑制、病巣縮小、QOL改善などの状況について教えてください。

術後肝がんの再発抑制効果については、A11をご覧ください。
がんの中でも最悪性といわれ、最も治療困難とされる術後再発脳腫瘍(グレードI Vの多型膠芽腫)12例中、CR(完全寛解)が1例(この方は10年以上生存中)、PR(部分寛解)が1例、MR(一部縮小)2例、NC(不変)1例という効果が出ております。
QOL改善例は各種のがんで非常に多数あります。ちなみに、2002年4月から2004年4月までの間で、経過報告があった予後不良(死亡)11例の中でさえも、胸水消失、腫瘍マーカー減少、可視範囲のがん組織縮小等、何らかのポジティブな反応があった症例が55%もあります。
この他に、情報開示承諾が得られた症例の経過については弊社のホームページに「症例報告」として掲載しておりますのでご覧ください。
また、がん種ごとの治療実績と症例について、ソフトクライテリアで見た場合の改善率をホームページに掲示しております。
臨床効果をご覧ください。
これまでに自家がんワクチン療法を受診した各種のがん症例のうち、経過報告があった症例についてソフトクライテリアの観点から評価した治療成績では、全体で4割以上の症例でなんらかの改善効果が認められております。

注:弊社は病院やクリニックではなくバイオ企業であるため、症例報告や論文内容のWeb掲載は許容されています。

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