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サプリメント:高齢者の発がんリスク低下のためには

抗がん剤以外の治療法

昔から(本邦では310年も前(1712年)に書かれた貝原益軒の「養生訓」の時代から)、長生きのために
は、
. 〇〇をすればよい**を食べなさい××は体に良くない
等々、民間伝承ではそれこそ星の数ほど健康法があります。

しかし現代医学の眼でみたときに、確かにそうだと統計学的に証明されている方法は、ほとんどありません。

がんに関する筆者の漠然とした知識の範囲では、喫煙と肥満による発がんリスク上昇くらいで、発がんリスク低下については、これはといったものはありません。

さて、そのような中で、この5月5日に、
“Cancer Therapy Advisor”
という米国発のメルマガで、

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毎日、ビタミンD3とオメガ-3脂肪酸を摂取し、ホームでの運動プログラムを続ければ、70歳以上の高齢者の発がんリスクが下がる
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という大規模ランダム化試験の結果が紹介されました(Ref. 1)。

ビタミンD3はビタミンDの活性化産物です。皮膚が直射日光に当たると、体内にビタミンD3が生成されます。米国では、71歳以上の成人で、1日あたり800IUのビタミンD(D3ではなく)の摂取が推奨されています。

オメガ-3脂肪酸は青魚やくるみに多く含まれているもので、成人女性では1日1.6g~2.0gの摂取目安量が設定されています。

どちらも健康食品(サプリメント)として世界中で盛んに宣伝されています。

今回の大規模試験DO-HEALTH trial(NCT01745263)の参加者は欧州5ヵ国の2157名の高齢者で、ランダムに以下の5群に割り付けられています。

1. ビタミンD3(2000IU/day)+オメガ-3脂肪酸(1g/day)+運動 (n=264)
2. ビタミンD3+オメガ-3脂肪酸 (n=265)
3. ビタミンD3+運動 (n=275)
4. オメガ-3脂肪酸+運動 (n=275)
5. ビタミンD3のみ (n=272)
6. オメガ-3脂肪酸のみ (n=269)
7. 運動のみ (n=267)
8. プラセボ (n=270)

全参加者の中央値は74.9歳、平均BMIは26.3kg/m^2、約62%が女性、59.3%がビタミンDは十分状態、喫煙者はわずか5.2%という集団です。

3年間(中央値)の追跡調査の結果、発がんが確認されたのは81例でした。これから発がんリスクの計算をすると、1群と、対照群としての8群を比べたとき、有意に発がんリスクが低い(p=0.017)ことが判明したのです。

この結果だけみれば、文句のつけようがないように見えますが、はたしてこの試験に何もバイアスは潜んでいないのでしょうか?

実際に発がんしたのは、1群で4例、8群で12例という少なさです。試験参加者は青魚をほとんど食べない欧州人ですし、欧州は日射量が少ないことが知られています。70歳以上の高齢者では、健康であってもほとんどの方が(浸潤性ではないためよく見えない)潜在がんを持っていると考えられます。

また、対照群の8群と他の2~7群を比べたときの成績は華々しいものではありません。

そういうこともあるのでしょう、今回の”Cancer Therapy Advisor”も、

“Engaging in exercise and taking nutritional supplements “may” reduce the risk of invasive cancer in healthy individuals aged 70 years or older, a new study suggests.”
(運動と栄養サプリメントを組み合わせたとき、70歳以上の健康な高齢者では「浸潤がん」のリスクを低下させる“かもしれません”、新規の試験で示唆されました。)

との慎重な表現をしています。

Reference

1.Bischoff-Ferrari HA, Willett WC, Manson JE, et al.
Combined vitamin D, omega-3 fatty acids, and a simple home exercise program may reduce cancer risk among active adults aged 70 and older: A randomized clinical trial.
Front Aging, Published online April 25, 2022. doi:10.3389/fragi.2022.852643


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