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全く新しい免疫刺激剤の基礎研究論文がでました

最新の学会から

ウイルスを含めた異物に対する体内の免疫反応を高めるためには、異物に由来する抗原だけを体内に投与 しても十分な免疫反応が起こらないことが多々あります。

そこで使われるのが、抗原に対する免疫反応を強化できる免疫刺激剤(免疫アジュバント)です。

免疫アジュバントは、新型コロナウイルスのような感染症に対するワクチンだけではなく、がんに対する 免疫反応を高めるためにも使われます。

弊社の自家がんワクチンにも免疫アジュバントが含まれていますが、もっと効果的な免疫アジュバントが ないものかと全世界で研究開発が行われており、競争は熾烈です。

弊社では、長らく国立研究開発法人 産業技術総合研究所と共同研究体制を組み、無機物由来の免疫アジュ バントがないか、探索研究を行ってきました。

その成果の一つとして、この4月20日、産総研の先生が書かれた学術論文が発表されました(Ref. 1)。

マウスにリンパ腫細胞を植え込んでがんのモデルとしておき、そのがんの持つ抗原と同じタンパク(卵白 アルブミン、OVA)に、新たに開発した中空メソポーラスシリカ微粒子を混ぜ、がんワクチンを作って注射 してみたところ、がんの増殖を抑え、マウスがより長く生き残るようになる活性がみられました。

そこに免疫チェックポイント阻害剤である抗PD-L1抗体も投与してみると、なお一層強くがんの増殖が 抑えられました。

このとき、同じ活性を示すのに必要とされる抗PD-L1抗体の標準的な注射量が、中空メソポーラスシリカ 微粒子ががんワクチンに含まれていれば、わずか1/8の量で済むことが判明したのです。

ここでがん抗原タンパクのモデルとしたOVAはニワトリ由来で免疫アジュバント活性もあることが知られ ていますので、免疫反応のアクセルを踏む役割も果たします。

そこに免疫反応のブレーキをはずす役割がある免疫チェックポイント阻害剤・抗PD-L1抗体を投与したの ですから、今回のマウス実験では、まさに

.  「アクセル・オン/ブレーキ・オフ」戦略

が実行されたというわけです。

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ヒト臨床における「アクセル・オン/ブレーキ・オフ」戦略の成功例については、こちらをご覧ください。
→ https://cell-medicine.com/topics/%E8%87%AA%E5%AE%B6%E3%81%8C%E3%82%93%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E3%81%A8%E5%85%8D%E7%96%AB%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%E9%98%BB%E5%AE%B3%E5%89%A4/
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今回は動物による基礎研究段階ですので、この研究成果が、そのままヒトのがん治療に当てはまるとは未 だ言えません。これから長期間と巨額の経費がかかる臨床開発過程を経て実用化していく必要があります。

それにしても、今回の論文が発表された学術誌、
「Acta Biomaterialia」

は、インパクトファクター(他の研究者がこの論文を引用すると予想される学術誌の影響力を現す係数)が 8.947(2021-2022)で、バイオマテリアルの分野ではかなり高値です。

そのため、世界の免疫アジュバント研究者にかなりの影響を与えるだろうと予想されています。

Reference

1.Wang X, Li X, Ito A, Sogo Y, Ohno T: Synergistic anti-tumor efficacy of a hollow mesoporous silica-based cancer vaccine and an immune checkpoint inhibitor at the local site. Acta Biomaterialia 2022, April 20, in press.


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