前回のセルメディシンニュースNo.322(訂正版、No.322-2)で発信しました
「治らないはずの腎盂がんが完全寛解!学術論文が受理されました」
に引き続き、またまた朗報です。
「自家がんワクチン」で治療した以下の2症例の論文が、この度、外科のがん専門誌に受理され、出版されることになりました。いずれの症例も、昨年のアメリカ癌学会(AACR2016)で発表した際、参加した専門医を驚かせた効果が認められた症例です。
論文のタイトルは、
Long-lasting complete response status of advanced stage IV gall bladder cancer and colon cancer after combined treatment including autologous formalin-fixed tumor vaccine: Two case reports.
著者は、
Yuki Imaoka; Fumito Kuranishi; Tsubasa Miyazaki; Hiroko Yasuda; Tadao Ohno
がん専門誌は、
World Journal of Surgical Oncology (Impact Factor 1.60)
わずか2症例の症例報告論文であるにもかかわらずImpact Factor評価がかなり高い外科のがん専門誌(覆面の査読者が他誌の2倍、4名もつく学術誌で、隅から隅まで徹底的に審査されます)に採択されていますので、この2症例については国際的に自家がんワクチンの有効性が認められたことを示しています。
なお、どちらの症例も、因島医師会病院で受診されています。
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〔症例1381〕
61歳、女性、胆のうがんステージIVで、2011年5月に他院で手術、既に肝転移あり、リンパ節転移あり、の末期状態だった。胆嚢・胆管、リンパ節、肝部分切除後も再発必至と判断されており、術後の縫合不全により発熱、長期入院中に“余命3ヶ月”の宣告を受け、典型的がん難民となった方である。さらなる治療法を求め、主治医とケンカして当院に来院、2011年8月自家がんワクチン療法を術後の1次療法として受診、その後常用量のゲムシタビン、TS-1を2015年4月まで併用した。CT検査で5年以上再発はなく、完全寛解状態を維持、元気そのものという。
〔症例0994〕
67歳、男性、大腸がんを64歳の時に手術、ステージIV、腹壁転移、腹水あり、傍大動脈リンパ節11ヶ所に転移ありの状態だった。手術は姑息的(全部は取れない)手術で、以後、テガフール/ウラシル療法8コース、アバスチン併用FOLFOX4療法13コースを受けたにもかかわらずがん部が増大、さらに2008年5月よりカペシタビンで12コースも治療したが肺転移巣が出現、強烈な化学療法を続けるも脳梗塞を発症、化学療法をあきらめた方である。
当院にて2009年8月より自家がんワクチン療法1コース目、転移リンパ節への放射線治療、その後、自家がんワクチン療法2コース目を施行したところ、腫瘍マーカーが徐々に減衰、傍大動脈リンパ節転移巣が消失した。しかも放射線照射をしていない肺転移巣までも消失、5年以上無再発状態が続いている。
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通常、胆のうがんで脈管浸潤があれば、既に全身に転移していると考えざるをえず、大腸がんでは、腹壁や傍大動脈リンパ節に大型転移があれば、主治医は「ああ、もはや、、、」と標準治療では治せないと観念します。
それでも(無理と思っていても保険診療では)標準療法とされている抗がん剤治療を(1次療法、2次療法、3次療法と)次々に強烈化しつつ施行し、やはり治らない場合は「もう治療法がありません」と、緩和ケアを受けるよう(転院等を)勧めるのが一般的なコースです。
しかし、上記のお二人は、自らの意志で自由診療の自家がんワクチン療法を選択され、全く問題ない健康状態になって長期生存に成功しています。
消化器がんでステージIVの治療の難しさ、予後の厳しさ、学術論文化の困難さを熟知している練達の専門医ならば、強烈な化学療法による標準治療のみでは治療成功はおぼつかない場合が多々あることを知悉しています。
患者様が「自家がんワクチン療法を自由診療で受診したい」と申し出た時、未承認医薬品で免疫療法だという先入観だけで排除するような言動はとらず、目前の患者様にとってベストか否かを判断して対応するのが真の医療者であると思います。
消化器がんで既に手術を受けたことのある患者様は、どうか思い切って、現在の主治医の先生に、自家がんワクチン療法のことを申し出てみて下さい。
先生に相談するときに必要な資料も無料でお送りしています。ご遠慮なく当社までご連絡下さい。
また、今回ご報告した症例については、弊社のホームページのうち、
「がん治療の担当医も驚いた症例の数々」
のページにも掲載しましたので、ぜひご覧下さい。
【ご案内】
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大規模病院の先生方へ:
「混合診療禁止」政策により、大規模病院では「自家がんワクチン療法」が実施できなくても、先生ご自身の患者様に対して、お近くの連携クリニックにて簡単に実施できます。
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既に、大学教授で、この連携方式により、ご担当の患者様の自家がんワクチン療法受診を実現されている先生方も何人もおられます。具体的な方法は弊社まで直接お問い合わせください。必要な投資額はわずか30万円前後です。
新たに「自家がんワクチン療法」を自院でも開始したい病院の先生方は、どうか遠慮なく弊社にご連絡下さい。直接説明に伺います。
大病院から小型診療所まで、どこでも簡単に実施可能です。しかも肝がんでは、すでに無作為比較対照臨床試験で有効性が証明されているエビデンスレベルの高いがん免疫療法です。
★“自家がんワクチン療法”は「厚労省への届け出は不要です」★
自家がんワクチンが、生きている細胞を含まないため培養不要で、再生医療等安全性確保法でいう「再生医療製品」に該当しないためです。
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