胆のうがんと大腸がんの症例報告論文も世界で読まれている 最新のがん免疫療法に関するトピックスをご紹介します。

トピックス

胆のうがんと大腸がんの症例報告論文も世界で読まれている

症例のご紹介 

このメールニュースを発信しているセルメディシン株式会社のホームページには、
「がん治療の担当医も驚いた症例の数々」
のページがあります。

→ こちらです

ここに掲載されている症例報告は、まさしく標題のとおり、がん治療の担当医も“まさか”と驚いた、自家がんワクチンが劇的効果を示した症例を集めたページです。

当社では、勝手ながら「驚愕症例」と命名しています。

もちろん、このホームページは日本語で書かれていますから、世界中の医師は読めないと思いますが、そ
の中には英文の症例報告論文として学術誌に出版されているものも多々あります。

その中の一つが〔症例1381〕の胆のうがん、もう一つが〔症例0994〕の大腸がんで、どちらもステージIVの症例です。どちらも(因島医師会病院)の患者さんでしたので、一つの学術論文として出版されています(Ref. 1)。

しかも、どちらも、当初の抗がん剤治療では無効となり、末期がん状態(ステージIV)で自家がんワクチン療法にたどり着いた方々です。

〔症例1381〕の胆のうがんでは、
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胆のうがんステージIVで、2011年5月に他院で手術、既に複数の肝転移あり、リンパ節転移あり、の末期状態だった。胆嚢・胆管、リンパ節、肝の2ヶ所の部分切除後も再発必至と判断されており、術後の縫合不全により発熱、長期入院中に“余命3ヶ月”の宣告を受け、典型的がん難民となった方である。さらなる治療法を求め、当初の主治医とケンカして当院に来院、2011年8月自家がんワクチン療法を術後の1次療法として受診、その後常用量のゲムシタビン、TS-1を2015年4月まで併用した。CT検査で5年以上再発はなく、完全寛解状態を維持、元気そのものという。後の主治医はあまりにも信じがたい、と評価している。
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ですし、また、

〔症例0994〕の大腸がんでは、
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67歳、大腸がんを64歳の時に手術、ステージIV、腹壁転移、腹水あり、傍大動脈リンパ節11ヶ所に転移あの状態だった。手術は姑息的(全部は取れない)手術で、以後、テガフール/ウラシル療法8コース、アバスチン併用FOLFOX4療法13コースを受けたにもかかわらずがん部が増大、さらに2008年5月よりカペシタビンで12コースも治療したが肺転移巣が出現、強烈な化学療法を続けるも脳梗塞を発症、化学療法を完全にあきらめた方である。
当院にて2009年8月より自家がんワクチン療法1コース目、転移リンパ節への放射線治療、その後、自家がんワクチン療法2コース目を施行したところ、腫瘍マーカーが徐々に減衰、傍大動脈リンパ節転移巣が消失した。しかも放射線照射をしていない肺転移巣までも消失5年以上無再発状態が続いている。
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です。

これだけ劇的な効果があると、その英文論文を読んだ方(今回は医師ではなく、米国の学術誌の編集者)が感心されたのだと思います。

一昨日の6月15日、わが方の学術誌にもぜひあなた方の論文を出してほしい、との招待メールをいただきました。

次の「驚愕症例」が出現すれば、もちろん学術論文として出版したいと考えております。

学術論文を書く研究者のみならず、学術論文をまとめている編集者にも注目される症例報告論文をコツコツ出版していけば、がんの標準療法しかしないという先生方には諦められた患者様のために、必ずや臨床現場にて、役に立てると思うからです。

Reference

1. Imaoka Y, Kuranishi F, Miyazaki T, Yasuda-Kurihara H, Ohno T.,
Long-lasting complete response status of advanced stage IV gall bladder cancer and colon cancer after combined treatment including autologous formalin-fixed tumor vaccine: Two case reports.
World Journal of Surgical Oncology, 2017;15:170.
. → この論文の別刷をお送りします。無料です。当社までお問い合わせください。

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「混合診療禁止」政策により、保険診療機関である大病院では「自家がんワクチン療法」が実施できなくても、先生ご自身の患者様に対して、お近くの連携クリニックにてごく簡単に、自由診療にて実施できます。

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