「ライフライン21 がんの先進医療」vol. 48に自家がんワクチン療法の記事が出ました 最新のがん免疫療法に関するトピックスをご紹介します。

トピックス

「ライフライン21 がんの先進医療」vol. 48に自家がんワクチン療法の記事が出ました

新聞・雑誌・テレビ 

蕗書房から年4回発行されているがん患者さん向けの雑誌
「ライフライン21 がんの先進医療」
誌では、数年に1回「がん免疫療法」の特集記事を組むことがあります。

この度、最新号のvol. 48(2023年1月30日発行)に弊社の自家がんワクチン療法の紹介記事が掲載されました。

〇特集 がんの免疫療法

自家がんワクチン療法
究極のオーダーメイド治療
「自家がんワクチン」
(vol. 48, pp.25-28, 2023)

です。

今回の記事中で特に強調されているのは、以下の項です。

『“イムラジ”こそが次世代のがん治療』

“イムラジ”とは「がん免疫療法(イムノテラピー)+放射線治療(ラジオテラピー)」の略語です。

この内容の基本的な事項は、既に弊社のホームページのトピックス欄に、2023年1月16日付で掲載されています。

こちらをご覧ください ↓

https://cell-medicine.com/topics/1810/

また、今回の記事中には、“イムラジ”が成功した象徴的な症例として、

大腸がんステージIV患者さんの腫瘍マーカー(CA19-9)の変化図

が掲載されています。

その図は、弊社のホームページの大腸がんのページ →  https://cell-medicine.com/cases/daichogan/
にある
.〔症例0994〕
の方のものです。

この方は、

——-#####————————#####——-
ステージIV、腹壁転移、腹水あり、傍大動脈リンパ節11ヶ所に転移ありの状態だった。手術は姑息的(全
部は取れない)手術で、以後、テガフール/ウラシル療法8コース、アバスチン併用FOLFOX4療法13コースを
受けたにもかかわらずがん部が増大、さらに2008年5月よりカペシタビンで12コースも治療したが肺転移巣が
出現、強烈な化学療法を続けるも脳梗塞を発症、化学療法を完全にあきらめた方である。

2009年8月より自家がんワクチン療法1コース目(*1)、転移リンパ節への放射線治療(*2)、その後、自家がん
ワクチン療法2コース目(*1)を施行したところ、腫瘍マーカーが徐々に減衰、傍大動脈リンパ節転移巣が消
失した。

しかも放射線照射をしていない肺転移巣までも消失(アブスコパル効果による)、5年以上無再発状態が続
いている。

(*1)がイムノテラピー、(*2)がラジオテラピーです。
——-#####————————#####——-

という“イムラジ”の著効例です(Ref. 1)。

振り返ってみれば、弊社から発表してきた学術論文で、自家がんワクチン療法の著効例では、

骨転移乳がん症例群(Ref. 2, 3)でも
子宮頸部小細胞がんの症例(Ref. 4)でも

自家がんワクチン療法と放射線治療が併用されていました。いずれも放射線治療だけでは制御不能と予想されていた症例群です。

これらの症例群は“イムラジ”こそが次世代のがん治療になり得ることを明瞭に示唆しているのです。

References

1. Imaoka Y, et al.
Long-lasting complete response status of advanced stage IV gall bladder cancer and colon cancer after
combined treatment including autologous formalin-fixed tumor vaccine: two case reports.
World J Surg Oncol (2017) 15:170, 2017.
https://wjso.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12957-017-1245-x

2. Kuranishi F, Ohno T.
Eradication of breast cancer with bone metastasis by autologous formalin-fixed tumor vaccine
(AFTV) combined with palliative radiation therapy and adjuvant chemotherapy: a case report.
World J Surg Oncol 11:127, 2013.
https://www.wjso.com/content/11/1/127

3. Kuranishi F, et al.
Rate of Clinical Complete Response for 1 Year or More in Bone-Metastatic Breast Cancer after
Comprehensive Treatments including Autologous Formalin-Fixed Tumor Vaccine.
Int J Breast Cancer, 2018: article ID 4879406, 2018.
https://doi.org/10.1155/2018/4879406

4. Miyoshi T, et al.
A transient increase and subsequent sharp decrease of chemo-refractory liver-metastasized uterine
cervical small cell carcinoma to autologous formalin-fxed tumor vaccine plus anti-PD-1 antibody.
Clin Case Reports 2016; 4(7): 687-691.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4929807/


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抗がん剤が効きにくい“スローな癌”こそワクチンで
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大病院の先生方へ:

「混合診療禁止」政策により、保険診療機関である大病院では「自家がんワクチン療法」が実施できなくても、先生ご自身の患者様に対して、お近くの連携クリニックの外来にてごく簡単に、自由診療にて実施できます。

既に、大学教授で、この連携方式により、ご担当の患者様の自家がんワクチン療法受診を実現されている先生方も何人もおられます。具体的な方法は弊社まで直接お問い合わせください。

新たに「自家がんワクチン療法」を自院でも連携方式で開始したい病院の先生方は、どうか遠慮なく弊社にご連絡下さい。Web会議にて直接説明申し上げます。

大病院から小型診療所まで、どこでも簡単に実施可能です。しかも初期投資も不要です。

肝がんでは、すでにランダム化比較対照臨床試験で有効性が証明されているエビデンスレベルの高いがん免疫療法です。

★“自家がんワクチン療法”は「厚労省への届け出は不要です」★

自家がんワクチンは生きている細胞を含まないため培養不要で、 再生医療等安全性確保法でいう「細胞加工物」(人又は動物の細胞に培養その他の加工を施したもの)に該当しないためです。

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