昨日(2023.06.29)の毎日新聞朝刊に、
. “「自由診療」 望み懸け”
と題する記事が1面トップに(続きが3面にも)掲載されました。
ここでは、標準治療無効後に自家がんワクチン療法を受診し、結果的に亡くなられた胆管がん症例を取り上げています。
その方の経過説明の文中に、自家がんワクチン療法を名指しで、「自由診療」で質の高い「標準治療」ではなかったと書き、攻撃しております。
医療関係者がみれば、この記事自体の中に説明上の矛盾があることに気が付かれると思いますが、
一般読者にとっては、当の症例では放射線治療も抗がん剤治療も含む質の高いはずの
. 「標準治療が無効だった」
とは明記されていないため、気が付かないと思われます。
この新聞記事の内容は、実際には、弊社ホームページのトピックス欄にて、
. 2022.11.12付け掲載の記事、“2022.11.10発売の月刊誌における 「インチキ免疫療法」 の記事について”
で指摘した、
. 2022年11月10日に発売された大手の月刊誌の記事、「インチキ免疫療法の陥穽」にある、
. 胆管がん症例と同一の内容を書き換えたもの
です。
ということは、この記事の実態は、弊社提携病院の一つと弊社自体の2者をそれぞれ被告とする一つの訴訟(Ref. 1)で、
. 医師による説明義務違反で病院側には勝訴したものの、
. 「自家がんワクチンの有効性を示した」弊社側に対しては、全面的に敗訴した原告側の証人グループによる、
後出しのイメージ攻撃の一環です。
・昨年11月の月刊文藝春秋の記事 「インチキ免疫療法の陥穽」、
・それを引用した文春オンラインの記事、
・原告側弁護士による弊社の各提携医療機関への「注意通知」による嫌がらせ
に続く一連の攻撃の一つと解釈できます。
☆彡☆彡☆彡
今回の新聞記事については、ただいま、
. (続報) ~その2~
を準備中です。次のトピックスにてご報告申し上げますので、少々、お待ち願います。
☆彡☆彡☆彡
なお、弊社としましては、今回の毎日新聞によるイメージ攻撃に対しても、先に弊社ホームページに掲載していた2022.11.10付「お知らせ」と同様なスタンスをとりたいと考えております(以下に再録します)。
(再録)
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おしらせ
2022.11.10発売の月刊誌記事について
. このたび、当社の誹謗・中傷にとれる月刊誌の記事に接しました。
. 既に御案内のとおり、当社に対して提起された訴訟は当社全面勝訴の内容で確定しておりますが、当該記事は司法の場での戦いに負けた方々、また、これにより危機感を抱いた方々によるメディアを利用した新たな攻撃であると認識しております。
(この記事には、※3つの要注意点 があります)
. しかしながら、当社は、大きな資金力を有する既得権益とジャーナリズムの本質を捨てその資金力に群がるメディアの不当な攻撃に屈することなく、患者様の尊い生命を守るという使命のもと、「自家がんワクチン」のさらなる研究と日々の研鑽に努めてまいる所存です。
. また、当該記事では、当社ホームページの表現についても指摘されておりますが、これについては行政より違法との判断が下された事実がないことを申し添えます。どうかフェークニュースには重々ご注意願います。
. 当該記事に対する法的措置・対応については弁護士と協議の上で決定いたします。
. なお、当社は、患者様の治療に対する自己決定権を尊重し、かつ、その判断のために今後も必要な情報を適切に開示して参ります。
2022年11月11日
セルメディシン株式会社
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さらに、弊社ホームページのトピックス欄には、2022年11月12日付にて以下のように掲載してありますので、ぜひご一読賜りますようお願い申し上げます。
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. 2022.11.12 2022.11.10発売の月刊誌における「インチキ免疫療法」の記事について
2022年11月10日に発売された大手の月刊誌に、
. 「インチキ免疫療法の陥穽」
と題する記事が掲載されました。
. 内容は、自由診療によるがん免疫療法全体をインチキ療法呼ばわりするものです。
. 特にその中で、自家がんワクチン療法については、サブタイトルを3つもつけて、あたかもインチキ免疫療法そのもののごとく読者に思い込ませるような記事仕立てとし、弊社社名をあげて攻撃しています。(また、その後、この記事を下敷きとし加筆膨張させたwebニュースやネット記事も出されています。)
(下略)
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なお、上記にある ※3つの要注意点 は、当社ホームページ中の、→ こちら に記載してありますので必要に応じてご覧願います。
今後、読者の周囲やご関係の方々から、毎日新聞の記事に関するご注進・ご意見の類が出てくると思われますが、どうか淡々と、がん患者様のために自家がんワクチン療法をご検討いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
特に、がん治療全般については、時代の趨勢を読めばわかりますように、間違いなく、化学療法を抑え、がん免疫反応を利用した治療法が主導するようになってきています。
2023.06.30
セルメディシン株式会社
Reference
1.東京高裁
. 令和3年(ネ)第5471号 損害賠償請求控訴事件
. (令和4年(ネ)第381号 損害賠償請求 附帯控訴事件)
. (原審:宇都宮地方裁判所令和元年(ワ)第289号)