いつまでも標準治療?–抗がん剤の使い方も一人一人で違って当然の時代へ 最新のがん免疫療法に関するトピックスをご紹介します。

トピックス

いつまでも標準治療?–抗がん剤の使い方も一人一人で違って当然の時代へ

最新の学会から 講演会 

 昨日(2024年5月29日)発行のメルマガ、
 「海外がん医療情報リファレンス・ダイジェスト」
 (原本は https://www.cancerit.jp/ に掲載)
の中に、
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◆患者に合う抗がん剤をより正確に選択できるAIツールを開発

[米国国立がん研究所(NCI)ニュースリリース 2024年5月13日]

 米国国立衛生研究所(NIH)の研究者らが、ある概念実証研究において、患者のがんが特定の薬剤に反応するかどうかを腫瘍内の個々の細胞から得たデータから予測する人工知能(AI)ツールを開発した。NIHの一部である国立がん研究所(NCI)の研究者らは、2024年4月18日付Nature Cancer誌にこの研究成果を発表し、このような単一細胞のRNA配列データを利用することで、医師は各がん患者のがんに有効な薬剤をより正確に選べるようになる日が来ることを示唆している。

(詳細を読む↓)
https://www.cancerit.jp/gann-kiji-itiran/gann-tiryou/post-27962.html
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というものが出ています。

 これは、「シングルセルRNAシーケンシング」という超高額な技術を使う方法ですが、別にこのような技術を使わなくても、既に弊社の提携先である、

「銀座並木通りクリニック(TEL:03-3562-7773)」
(ホームページ: https://ginzanamiki-clinic.com

では、患者さんの血液状態から読み取れる身体状態の変化に応じて、使用する抗がん剤の種類と用量(それも標準治療の場合に比べて1/5以下から1/30程度まで様々)を次々に変更するという柔軟な方法により、副作用の出ない範囲で、末期がんに対し、高い診療成績を上げています。

 この方法は、現在のがん化学療法の主流となっている標準治療とは基本的な考え方が異なります。
 標準治療では、一定の治療方針に従って一定の治療を行うこととされているため、患者さん一人一人の状態にお構いなく、機械的に治療が施行されることが非常に多く見られます。

 抗がん剤の用量も、できるだけ多い方が多くの患者に効くという考え方をとりますので、最大耐用量に近い大量の抗がん剤が投与されます。当然ながら、副作用も厳しくなります。

 しかし、ヒトは一人一人、身体状態が違います。ましてがん疾患では、その違い(バラツキ)が大きくなりますので、患者さん一人一人の状態に合わせた治療ができることが望ましいのは言うまでもありません。

 血液状態から身体状態の読み取り方法をAI化すれば、「シングルセルRNAシーケンシング」によるAIツールをしのぐであろう「血液診断」AIツールを開発できるはずです。

 なお、血液状態からの読み取り方法の基盤をなす
    “微小循環理論”
に対しては、既に本邦の特許が成立しています。
→ https://ameblo.jp/gin-nami/entry-12853760143.html

 銀座並木通りクリニックでは、“微小循環理論”による少用量抗がん剤治療に重ねて、弊社の「自家がんワクチン療法」を上乗せした末期がん治療も行っており、従来常識ではあり得ないような、主治医さえも驚かせる程の好結果を示した治療成功例も出ています。

 この“微小循環理論”による少用量抗がん剤治療の詳細は、
毎月月末の【銀座セミナー】のセミナー2
   『がんと共存・からだにやさしい少量抗がん剤治療について
にて、
院長の三好立先生から直々に説明されています。ぜひ、ご参加下さい。

【ご案内】
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【6月の銀座セミナーのご案内】
  (気軽に質問しやすいライブ感覚の少人数限定の定期セミナーです)

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全体タイトル:『がんと共存して長生きを』(*)

 (*) タイトルの趣旨は、「がんを小さくするために無理な抗がん剤治療を続けると、強い副
   作用で疲弊してしまい、結局は長生きできなくなるよりも、無理のないやさしい治療を
   続ければ、がんが体内に残っていても長生きできる可能性があります」、ということで
   す。
    実際に、末期がんの方々の延命効果がこのセミナーで提示されます。

   銀座並木通りクリニックでは、この全体タイトルにて、すでに10年以上も定期セミナー
   を開催してきています。

セミナー1:
『あなたのがん専用のがん免疫療法、究極のパーソナルドラッグ・自家がんワクチンについて』

  講師:セルメディシン株式会社
  代表取締役社長 大野 忠夫

セミナー2:『がんと共存・からだにやさしい少量抗がん剤治療について』

  講師:銀座並木通りクリニック
  院長 三好 立

日時:6月29日(土)14:00~16:00(13:45開場)

場所:銀座並木通りクリニック
〒104-0061 東京都中央区4-2-2 第1弥生ビル7F
TEL:03-3562-7773

参加費:無料
参加可能者数:10名(要予約・申込み先着順)
お申込み方法:参加ご希望の方は、銀座並木通クリニック TEL:03-3562-7773
 まで直接お電話下さい。

質疑応答:質疑応答のコーナーでは、多くのご質問をいただいています。ご遠慮なくどうぞ。

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