米国でもがん免疫療法の地固め効果を利用 最新のがん免疫療法に関するトピックスをご紹介します。

トピックス

米国でもがん免疫療法の地固め効果を利用

最新の学会から 

 先月(2024年6月18日)発行の「海外癌医療情報リファレンス・ダイジェスト」には、今年の米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会(5月31日~6月4日、シカゴ)で発表された最新情報が、和訳されて掲載されています。

 その中で、注目されたのは、

「限局型小細胞肺がんの化学放射線療法後のデュルバルマブは生存率を改善」

という演題です。

 この演題に対しては、ASCOの見解(引用)が示されており、

「限局型の小細胞肺がん(SCLC)患者の標準治療は1980年代から大きく変わっていません。この試験では、患者に従来の化学療法と放射線療法後に免疫療法を追加したところ、生存期間が長くなり、がんの再発の可能性が低くなりました」
  – Lauren Byers医師、MDアンダーソンがんセンター 胸部/頭頸部腫瘍内科教授兼胸部部門長

と紹介された上に、

化学放射線療法後のデュルバルマブによる「地固め療法」(最初の治療でがんの増殖が止まった後に短期間行う治療)は、現在の標準治療である化学放射線療法単独と比較して、限局型小細胞肺がん(LS-SCLC)患者の生存期間を延長するのに有効であることを示す新しい研究結果が発表された、と「地固め効果」が前向きに評価されています。

(詳細を読む↓)

 デュルバルマブ(商品名イミフィンジ)は、免疫チェックポイント阻害剤の一種です。がん免疫反応で、がん細胞を殺すキラー細胞の働きを止めるブレーキ分子をはずす作用をします。

 これも一種のがん免疫療法薬となっています。

 がん免疫療法が「地固め効果」を持つことは、弊社の「自家がんワクチン療法」でも、既に知られていました。

 例えば、こちらのトピックスをご覧ください
 → https://cell-medicine.com/topics/1923
 「がん治療における“地固め効果”」2023.10.04

 そこで、昨日(2024年7月3日)、最近流行の生成AIに聞いてみました(Microsoft, Copilot にです)。

その結果は、以下でした。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~####~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

自分:
 がん治療のための地固め効果により、承認された抗がん剤はありますか?

Copilot:
 がん治療において地固め効果と呼ばれるものがあります。これは、がんの薬物治療で
寛解導入療法に続く第二段階で行われる治療のことを指します。最初に強力な薬物治療であ
る寛解導入療法を行い、がん細胞を減少させた後、残っている可能性のあるがん細胞を徹底
的に叩いて、より深い寛解をもたらす治療を行います(1).

 一つの例として免疫チェックポイント阻害薬「デュルバルマブ」があります。
デュルバルマブは、がん細胞上に出てくる分子PD-L1に結合して、キラーT細胞の活性化を促進
する作用を持ちます。自家がんワクチンも同様の「地固め効果」を持ち、安全性が高いことが
報告されています(1).

 ただし、デュルバルマブは副作用がきつく、有害事象を理由とする治療中止率が高いことに
注意が必要です。自家がんワクチンは安全性が高く、地固め効果を期待できる選択肢として
検討されています(1).

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~####~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 
 上記の(1)には、弊社のホームページが引用されていました。
 (1)→ https://cell-medicine.com/topics/1923

 自家がんワクチンは未だ未承認薬ですので、回答に含めるのはいささか問題が残りますが、
Copilotの回答で、
   “選択肢として検討されています”
と(承認薬とは断言せずに)言ってくるあたり、急速に進歩している生成AIもなかなかのものですね。

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  お申込み方法:参加ご希望の方は、
  銀座並木通クリニック (TEL:03-3562-7773) まで直接お電話下さい。

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