子宮がんのうちの類内膜がんで、MSI-high型の場合は、「自家がんワクチン」がとても良く効いた、という症例報告を、かつて、
セルメディシンニュースNo.544(弊社ホームページ:トピックスNo.544)
「標準治療を拒否したステージIVのMSI-high型子宮がん:自家がんワクチンで治療成功!」として発表しました。
続けて、セルメディシンニュースNo.545(弊社ホームページ:トピックスNo.545)で、
「(続)標準治療を拒否したステージIVのMSI-high型子宮がん:同じタイプの子宮がんに対するがん免疫療法の効果発表が米国でも」で、解説をしています。
さらに、セルメディシンニュースNo.546(弊社ホームページ:トピックスNo.546)では、
「(続々)標準治療を拒否したステージIVのMSI-high型子宮がん:論文が出版されました」 にて、
いずれかの免疫チェックポイント阻害剤(ただし、強い副作用の出ない範囲で)と、極めて安全な、「アクセル・オン」の作用 がある弊社の「自家がんワクチン」を併用すれば、「アクセル・オン/ブレーキ・オフ」戦略が成立します。 |
とご案内し、『子宮内膜がんに限らず、MSI-high型のがん細胞には、どのようながん種であれ、「アクセル・オン/ブレーキ・オフ」戦略にて、治療効果を大幅に上げられると思います。』と申し上げています。
このような観点から、改めて、弊社のデータベースを検索してみましたところ、以下のような症例が見つかりました。
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〔症例0875〕
1988年卵巣嚢腫を経験、2008年12月、国立がんセンター中央病院にて子宮体がんを手術。腫瘍マーカーCA19-9は1806あった。このときの細胞診では類内膜腺がんG2とされており、子宮体がんと確定診断されている。
完全切除とされていたが、リンパ節転移あり(stageIVa)、しかも骨盤リンパ節は郭清していない。2009年2月自家がんワクチン接種後は無治療ながら、CA19-9は250に急減、4月には21、6月には6まで低下した。
この間、他の治療は全く無しで、2010年6月現在まで16ヶ月間再発なく、CA19-9も正常。主治医は自家がんワクチン有効例と考えてよいとのこと。
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2008年当時では、MSI-highか否かの検査は普及していませんでしたので、この患者様では、MSI-highか否かは不明です。
もし、読者の皆様のご関係の方に、子宮体がんの方がおられれば、ぜひ、病理診断書を見直してみて下さい。
ほとんど副作用のない「自家がんワクチン療法」がお役に立てるかもしれません。
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より長く生きられるという安心感を!
You Tubeで【自家がんワクチンとは】をご覧ください。
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