日本中のがん治療の臨床医が集まり、最新のがん治療法について議論する場が、「日本癌治療学会」です。(別に日本癌学会がありますが、こちらはがんの基礎研究の推進を主な目的としています。)
今年も、来週、10月16日(木)~18日(土)に、「第63回 日本癌治療学会学術集会」が、横浜の「パシフィコ横浜」で開催されます。
今回、この学会では、弊社提携医療機関の一つである因島医師会病院から、乳がん治療のスペシャリスト・倉西文仁先生が演題発表を行います。
演題名:乳癌転移に対する自家がんワクチンの効果
(英文タイトル)
Thirty-five-year follow-up real-world data revealed the efficacy of autologous formalin-fixed tumor vaccine on metastatic breast cancer – A target trial emulation.
(35年間に渡る追跡調査による実臨床データが、転移性乳がんに対する自家ホルマリン固定腫瘍ワクチンの有効性を示した – ターゲット・トライアル・エミュレーションによる検証)
発表者:
Fumito Kuranishi1 , Tsubasa Miyazaki2 , Tomohiko Tagashira1 , Atsushi Fujii3 , Michimasa Yuba4 , Ichirou Miyake5 , Toyoaki Fujita6 , Toshiaki Suzuki7 , Hiroaki Masuda8 , Tetsuji Makihata9 , Shungo Nakagou10 , Tadao Ohno2
所属:
1. Innoshima-Ishikai Hospital, 2. Cell-Medicine, Inc., 3. Fujii Clinic, 4. Yuba Clinic, 5. Miyake Clinic, 6. Fujita Clinic, 7. Suzuki Clinic, 8. Masuda Eye Clinic, 9. Makihata Internal Medicine Clinic, 10. Higashiikuchi-Shinryousho, Innoshima, Onomichi, Japan
セッション名:一般口演45 「乳腺(薬物1)」
演題番号:O45-7
日時:2025年10月17日(金) 8:20~9:20 <予定>
会場:第11会場(パシフィコ横浜 会議センター4階 419)<予定>
発表順:7番目/7演題中
発表時間:発表6分、質疑2分
発表言語:日本語
“ターゲット・トライアル・エミュレーション”法は、実際のランダム化臨床試験(RCT)を模倣する形で観察研究データを解析する手法です。近年、因果推論の文脈で注目されている手法で、RCTの場合に近似した結果が得られています。
この演題発表に合わせ、弊社では、この学会の商業展示スペースに小型のブースを出展し、自家がんワクチン療法による臨床での治療成績を展示します。
パシフィコ横浜 展示ホールB 商業展示ブース: No. K-037 |
この学会にご参加の先生方は、どうぞ気軽にお立ち寄り下さい。
特に難治性で知られている脳腫瘍中の膠芽腫や、遠隔転移した乳がんの治療成績について、最新の成果を記載した学術論文群のコピーを差し上げます。
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“親を楽に長生きさせられる”
より長く生きられるという安心感を!
You Tubeで【自家がんワクチンとは】をご覧ください。
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