執念の肝臓がん再々発抑制効果 最新のがん免疫療法に関するニュース・トピックスをご紹介します。

ニュース・トピックス

執念の肝臓がん再々発抑制効果

症例のご紹介 

先週(2026.09.04)、肝臓がんの手術を担当した主治医の先生が感嘆した患者さまについて、経過報告がありました。
この方は、セルメディシンニュースNo.539(2023.04.20)にて一度ご紹介した方です。

 その内容はこちらに保存掲載してあります。
→ https://cell-medicine.com/topics/1841

2010年の肝臓がん初回手術以来、自家がんワクチン療法のみで再発抑制を10年間継続してきたのですが、
2020年に再発、その再発肝臓がんの大手術を受けられました(2020年4月、臓器癒着が強度で500mLもの出血があったそうです)、その際に取り出した新しい肝臓がん検体を用いて、自家がんワクチンを再度作製、継続して接種してきたところ、現在でも再々発なく、ご健在とのことでした。

報告を受けた弊社でもいささか驚いたのは、この方、初回術後から再発までの10年間に、自家がんワクチン療法を9コース(計27回の接種)を受けていたこと、しかも、再発手術後にも追加の第10, 11, 12コース(各3回接種)を受け、最後の13コース目はがん組織量不足となってもなお1回分の追加接種を受けていたことでした。

累積接種回数は計37回に及びます。まさに患者さまの執念あっての治療経過で、主治医から弊社への報告もムベなるかなと感じられます。

もともと、この方は、C型肝炎と肝硬変の履歴がありました。C型肝炎ウイルス感染症を基因とする肝臓がんの場合、高い頻度で再発(あるいは新発)することが知られています。
 
この方もご自身が肝臓がんになりやすい状態になっていることを知っておられたのでしょう、初回手術後の自家がんワクチン療法1コースのみでは納得できず、強い再発懸念を感じてきて来られたことから、このような多数回の接種を強く希求されてきたことと思います。

また、これほどの多数回接種でも、副作用は極めて軽度で全く問題にならなかったことにより、自家がんワクチン療法が極めて安全であることを体現してきています。

2020年の大手術時から現在まで、肝臓がんの再々発なく、既に6年たっていますから、70代に入られている今後も、豊かな人生をお楽しみいただけることと存じます。

You Tubeで【自家がんワクチンとは】をご覧ください。

注:弊社は病院やクリニックではなくバイオ企業であるため、症例報告や論文内容のWeb掲載は許容されています。

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