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自家がんワクチンで腹膜がんが一挙に激減:症例報告論文が受理されました

抗がん剤との併用

 腹膜がんはお腹の中の各種臓器を取り囲んでいる腹膜にできるがんで、女性の場合、卵巣がんとよく混同されます。卵巣がんではTC療法(※)が標準治療になっています。

※については、
→ http://www.ncc.go.jp/jp/ncch/division/pharmacy/pdf/TC.pdf
をご覧下さい。脱毛・しびれ・筋肉痛関節痛・アレルギー・白血球減少・吐き気・嘔吐・爪の変化を起こす強い化学療法です。

しかし、TC療法が効かなくなった場合、もはや良い治療法がありません。そこで、以下の方は、自家がんワクチンとの同時併用を選択されました。

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〔症例1276〕 陳瑞東クリニック
CMI1276-3-3
CMI1276-1-2
 53歳女性、開腹手術時に卵巣、大網、腹膜播種を認め、原発性漿液性腹膜がん(PPSC)と診断された。腹腔内の広範囲切除後、TC療法を6コース実施。再発後、回腸転移巣を3cm切除、TC療法を6コース追加、血中CA125上昇を認め、さらに5コース追加したが8ヶ月後にはCA125が急速に上昇PET-CTで多発再発を認めた(画像図左黄枠内)(この間、再発間隔が26, 20, 8ヶ月とどんどん短くなっている)。
 TC療法をもう一度追加するもCA125が3,571 U/mLに達し、制御不能になった(グラフのday 105)。そこで自家がんワクチンを併用したところ(グラフの青い白抜き矢印)、わずか1ヶ月でPET-CT上でがん塊が消失した(画像図右黄枠内)。CA125もドラマチックに激減(グラフの133日目)、完全寛解(CR)状態が281日まで続いた。残念ながら 310日目以降に再々発し、患者は16.5ヶ月後に死亡したが、強烈な化学療法でさえも制御不能になってから自家がんワクチン併用により1年以上も生存できたことは特筆に値する。
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この方の症例報告論文は、2015.08.02 Clinical Case Reports誌に受理されました。
Clinical Case Reports誌のホームページで公開される予定です(→ 2015.09.02に公開されました)。
 論文は、こちらをクリックしてご覧下さい。
Recurrent Peritoneal Serous Carcinoma That Was Unmanageable with Paclitaxel–Carboplatin Therapy Responded To Autologous Formalin-Fixed Tumor Vaccine

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大規模病院の先生方へ:

「混合診療禁止」政策により、大規模病院では「自家がんワクチン療法」が実施できなくても、先生ご自身の患者様に対して、お近くの連携クリニックにて簡単に実施できます。既に、大学教授で、この連携方式により、ご担当の患者様の自家がんワクチン療法受診を実現されている先生方も何人もおられます。

具体的な方法は弊社まで直接お問い合わせください。→ こちらが参考になります。

新たに「自家がんワクチン療法」を自院でも開始したい病院の先生方は、どうか遠慮なく弊社にご連絡下さい。直接説明に伺います。大病院から小型診療所まで、どこでも簡単に実施可能です。しかも肝がんでは、すでに無作為比較対照臨床試験で有効性が証明されているエビデンスレベルの高いがん免疫療法です。

“自家がんワクチン療法”は「厚労省への届け出は不要です」

自家がんワクチンが、生きている細胞を含まないため培養不要で、再生医療等安全性確保法でいう「細胞加工物」(人又は動物の細胞に培養その他の加工を施したもの)に該当しないためです。

セルメディシン株式会社

(メールでのお問い合わせは、「お問い合わせ・資料請求フォーム」をご利用願います)