8月10日に予告しておりましたが、明日から京都・国立京都国際会館で開催されます、
第53回日本癌治療学会学術集会にて、
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演題名 :自家癌ワクチン及び照射による乳癌骨転移の根絶
発表者 :倉西文仁 1) ,寿美裕介 1) , 小川喜輝 1) , 大野忠夫 2) , 上前洋二 2)
1)因島医師会病院外科、2)セルメディシン株式会社
ポスター番号:P31-8
セッション名:Breast 13:Metastasis
発表日時 :10月29日(木) 17:30~18:30
会場 :ポスター会場 (国立京都国際会館 1F 特設テントA)
発表形式 :フリーディスカッション方式(モデレーターによる進行あり)
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の発表を行います。
発表内容の概要は、以下のとおりです。
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【はじめに】乳がん骨転移は進行しやすく完全奏功(CR)に至ることは困難である。我々は自家がんワクチンに免疫能を損なわない他の治療を併用することによりCRに至った症例を経験してきた。
今回成功第4例目について報告する。
【症例】74才女性、2004年両側乳癌にて温存手術後、
2008年頚部リンパ節転移あり放射線照射。
2012.4.26 左乳癌を単純切除。
2013年骨転移を指摘、自家がんワクチンを使用し腰椎転移はCRとなる。
2014.1.20、2014.7.17胸壁再発腫瘍を切除。胸壁に対して照射を行い、2015.1.14 PET診断にてCRの判定をえた。
現在経過は良好である。
【考察】既に我々は初診時に骨転移があり、自家がんワクチン他を使用して9年間CRを維持している症例を経験している(→ World J Surg Oncol, 2013 )。
本症例は治療経過が複雑であるが極端な化学療法を選択せず、免疫能が維持できていたことが照射後のCRに寄与していると考えられる。
自家がんワクチンは副作用がほとんど無く、進行した状態でも免疫能が維持されている症例ならば、考慮すべき治療手段と考える。
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乳がん治療専門医の間でも、骨転移を完全奏功(CR)と言えるまで治療するのは至難の技とされています。
読者の皆様のお近くの方で、もし乳がん骨転移による継続した痛みで苦労されている方がおられましたら、この発表があることをお伝えいただければ有り難く存じます。
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大規模病院の先生方へ:
「混合診療禁止」政策により、大規模病院では「自家がんワクチン療法」が実施できなくても、先生ご自身の患者様に対して、お近くの連携クリニックにて簡単に実施できます。既に、大学教授で、この連携方式により、ご担当の患者様の自家がんワクチン療法受診を実現されている先生方も何人もおられます。
具体的な方法は弊社まで直接お問い合わせください。→ こちらが参考になります。
新たに「自家がんワクチン療法」を自院でも開始したい病院の先生方は、どうか遠慮なく弊社にご連絡下さい。直接説明に伺います。大病院から小型診療所まで、どこでも簡単に実施可能です。しかも肝がんでは、すでに無作為比較対照臨床試験で有効性が証明されているエビデンスレベルの高いがん免疫療法です。
★ “自家がんワクチン療法”は「厚労省への届け出は不要です」 ★
自家がんワクチンが、生きている細胞を含まないため培養不要で、再生医療等安全性確保法でいう「細胞加工物」(人又は動物の細胞に培養その他の加工を施したもの)に該当しないためです。
セルメディシン株式会社
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