本邦で、弊社の「自家がんワクチン療法」を最も早く採用され、自由診療にてがん治療を展開してこられたのは、東京・銀座並木通りクリニックです。
今年の9月、脳腫瘍を除く自家がんワクチン療法導入症例、累計358例についての予後調査が行なわれました。
得られたデータが多いため、詳細な解析はかなり時間がかかることが予想されますが、筆者が全体の表をさっと一覧して「これはすごい!」と目を見張ったのは、
358例の内の196例のステージIV(卵巣がんのIIIC期を含む)の患者さんで、6例の根治症例が確認されたことでした。
(※)「根治」とは「治った」と同義です。治療後、一定期間が経過しても再発がない場合にいいます。がん種によって、一定期間をどの位に設定するかが異なります。
6症例は以下の如くです。
・直腸がん 1例:くり返し肝臓再発切除+自家がんワクチン
・肺がんと卵巣がん 2例:自家がんワクチン先行+放射線治療(アブスコパル効果発現症例かも?)
・膵臓がん 1例:原発切除+自家がんワクチン+少量抗がん剤治療
・腎盂がん 1例:原発切除+自家がんワクチン
・肝内胆管がん 1例:原発切除+標準抗がん剤治療+自家がんワクチン
196例中の6例ですから、「根治」の割合は“3.0%”です。
「えっ、たった3.0%??」と思わないでください。
ステージIVの患者さんの治療は、がんの進行をできるだけ遅らせてなんとか延命を図ることや、あるいはがん末期の苦しい症状の軽減といった治療内容になることがほとんどです。
根治に持ち込めることはほとんどゼロに等しく、そうそうできることではありません。
もっとも、今回調査の全例が自家がワクチン単独の治療例ではないため、これら根治症例の中で自家がんワクチンがどの程度治療に寄与したかは、さらなる検討を要しますが・・・。
ここで、6例のうちのお一人、〔症例2114〕の方の治療経過をご覧ください。
こちらです⇒ https://cell-medicine.com/cases/44
この方は、腎盂がんで、肺と腹部傍大動脈周囲リンパ節に多発転移があり、病理医が、
『病理の立場からは、これは治らないがんですね・・』 と明言した症例です。
それでも、自家がんワクチン単独治療で“根治”が得られ、自家がんワクチン接種から、既に12年が経過しました。お元気です。
さて全国には、「もう治療法がありません」と言われ、放り出された、いわゆる“がん難民”と呼ばれる方々が沢山います。
そのような方々が多く来院されるのが、 東京・銀座並木通りクリニック です。
読者の、あるいはご関係の皆様のお近くに、もし、「がんの末期(ステージIV)」との宣告や、「もう治療法がない」との宣告を受けたがん患者様がおられましたら、思い切って、
「銀座並木通りクリニック」(TEL:03-3562-7773)
ホームページは → https://www.ginzanamiki-clinic.com/
の門を叩いてみるようにご案内してみてはいかがでしょうか。
「根治」につながる治療法が見つかり、“絶望”が“希望”に変わるかもしれません。