一般に、動物実験等の基礎的な研究開発によって、新しいがん治療法が登場したとき、その新規治療法が本当にヒトのがん治療で役に立つのか、というクエスチョンに答えるのは、実はたいへん難儀な研究開発が必要となります。
動物実験では非常によく使用される純系のマウスとは違って、同じ哺乳類とはいえ、ヒトは個人個人で全く違う背景因子をもっています。
なにしろがん患者様には、男女差があり、年齢も人種もバラバラで、一人ひとり体重差があり、食べ物も生活習慣も住んでいる環境も異なります。遺伝子が全く同じはずの一卵性双生児でさえ、性格が異なります。
こういうバラバラの性質を持つ生き物にがんが発生した場合、がん自体の性質もバラバラになりやすいのは、容易に想像できると思います。
実験動物のマウスなら、人為的な選択によって、これらの背景因子を無理やり均一にそろえることができますから、均一ながん(のはず)に対する何かの治療で、わずかでもがん治療効果が出てきたら、その効果を検出しやすくなります。
しかし、ヒトでは、倫理問題が発生しないようにしなければなりませんから、このような無理ジイは実際上は不可能です。
そこで考え出された方法が、バラバラの性質を持つヒトであっても、多数の人数を集めた集団とすれば、集団単位でみると、例えば、平均すれば年齢が同じになる、という集団を2つ準備することが可能になります。
そのような集団間で、一方に新薬を与え、他方に偽薬を与えて、がん治療の効果を比較したとき、少なくとも年齢の影響は無視できるようになります。
この考え方を拡大すると、さまざまな種類の背景因子をそろえた集団間で(目的とする背景因子をそろえるためには膨大な人数を調べないといけないでしょうが)、新薬の効果の有無を比較すれば(この際に統計学的なデータ処理が活躍します)、新薬の効果の有無を調べることができます。
このような次第で、新薬の効果を調べようとすると実際には膨大な人数が所属している集団(場合によっては国家単位で)を調査せざるを得ず、必然的に調べるコストが跳ね上がります。
この点が、新薬開発には莫大なお金がかかる(近年では新薬の開発にはUS$880,000,000、約1300億円以上かかると言われています)という泣き所の一つになっています(Ref. 1)。
では、このような集団対象ではなく、患者個人に注目して、その方のがん疾患の経過を十分調べた上で、(例えば、既存の治療法が効かず、がんが進行中で、そのまま放置していては確実に亡くなるような方に)、一つの新薬だけを投与し(単独療法といいます)、他の治療は一切せずに経過を観察していったとき、もし、その方が亡くなることなく、ずーっと長生きされたとか、あるはずのがんそのものが種々の検査でも検出できなくなったとかの状況になれば、この患者様に関する限り、当該新薬が効いたとしか言いようがなくなります。
これが、新薬の単独療法の強烈なインパクトです。
弊社では、このような単独療法の強烈なインパクトの有無を指向して、自由診療にて、これまでに弊社の「自家がんワクチン療法」を単独で受けられた方々の予後を調査しております。
いまのところ、その成果は以下の症例の方々に顕現しています。
どうか、各症例のURLをクリックしてみて下さい。
がん治療の専門医もうなるような高度の治療成績をご覧いただけます。
そして、がん治療に成功された方々の幸せな予後をもご覧いただけます。
〔症例0144〕 肺がん
→ https://cell-medicine.com/cases/40
胸水混濁していたため、姑息的手術に。
自家がんワクチン接種後、腫瘍マーカーが一過性に増加したが、その後7ヶ月間減少(この間、自家がんワクチン単独療法)。
1年後にリンパ節転移。局所放射線治療で問題なくなり健在。
いわゆる自家がんワクチンの「地固め効果」によるものと推定されている。
〔症例0161〕 喉頭がん
→ https://cell-medicine.com/cases/49
肺転移あり。2004年11月自家がんワクチン単独療法。
2005年6月PET-CT上、肺転移巣消失。
主治医はワクチン有効と評価。
〔症例0615〕 胃がん
→ https://cell-medicine.com/cases/41
胃癌(癌性腹膜炎あり)、余命数ヶ月。
2007年10月自家がんワクチン単独療法。
以後、1年経過時で全く問題なく健在。山歩きもできる状態となっている。
〔症例0875〕 子宮体がん
→ https://cell-medicine.com/cases/48
2008年12月手術。腫瘍マーカーCA19-9は1806あった。
完全切除とされていたが、リンパ節転移あり。
翌年2月自家がんワクチン接種後、CA19-9は250に急減、6月には6まで低下した。
この間、他の治療は全く無し。
主治医は自家がんワクチン有効例と考えてよいとのこと。
〔症例2114〕 腎盂がん
→ https://cell-medicine.com/cases/44
肺と腹部傍大動脈リンパ節に多発転移(ステージ4)。
当初の抗がん剤治療がやはり効かなかったとわかってから、自家がんワクチン療法を受診。
・肺転移巣も消失
・傍大動脈周囲リンパ節も消失
以後、全く再発がなく元気です。
〔症例3470〕 子宮体がん
→ https://cell-medicine.com/topics/48
MSI-high型の類内膜がん。本人が標準治療を断固拒否。
自家がんワクチンのみで治療。
2020年11月より、自家がんワクチン療法1コースの結果、同年12月には、CT画像上、肺転移巣9ヶ所の腫瘍サイズが全て半減以下となり、うち1ヶ所は消失。
この方は現在も健在で、就業中とのこと。
以上の方々の他に「自家がんワクチン単独療法」の成果が今後も出現することが期待できます。
Reference
- Mullard A.
Per-patient approach to calculating drug development costs yields lower estimate.
Nature Reviews Drug Discovery, News in Brief, August 05, 2024.
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